TagScanner

マルチメディアファイルのタグを編集、タグに基づいてリネームするプログラム。

インストーラー版もあるが、別のマシンに設定ごとの移動が簡単なポータブル版を使用する。
ポータブル版のアップデートは、展開したファイルをインストールされているファイルに上書きするだけ。

設定

以前は、インストーラー版を使っていたので以下の作業が必要だったが、ポータブル版ではインストールされたフォルダ内に生成されるTagscan.iniが残っていればそれをコピーするだけで良いかもしれない。

まず、右上の[Program options]- [General]-[Interface language]で「Japanese」を選択。
すると、即座にインターフェイスが日本語に変わる。

[環境設定]-[タグ]で[タグの読み取り優先順]は「ID3v2 > ID3v1」にする。
書き込みタグ形式を「ID3v2.4」にする。
[ID3v2 タグは常に Unicode で保存]はチェックする
[IDv1タグのみ更新]のチェックをはずす。
[タグの保存時にファイルの更新日時を保持する]はチェックしな

[環境設定]-[変換方法]で 、[テキストの変換方法]の[Discogs cleanup]のみチェックを入れる。

また、[編集]-[テキストの変換方法]でも、 [Discogs cleanup]のみチェックされた状態にしておく。

[環境設定]-[ジャンル]で自分の使用するカスタムジャンルを追加、また使用しないジャンルはチェックをはずしておくと使いやすい。
現在使用しているジャンル: Anime, Classical, Jazz, JPop, Other, Pop, Rock, Soundtrack
現在使用しているカスタムジャンル: JRock, 邦画, 洋画, 洋楽, 邦楽, 情報, 実用, 趣味, 教養, ドキュメンタリー、その他音楽

[環境設定]を閉じて、[リネーム]タブを開き[ファイル名出力形式]に以下の2項目を入力し、入力欄の右のドロップダウンメニューで[テンプレート一覧に追加]する。

  • %track% %title%
  • %track% %title%__TAPE

[エクスポート]設定の保存先は、tagscannerをインストールしたフォルダー下のscriptsフォルダーの中になっている。新しいエクスポート設定を作成するには、このフォルダーの下に設定ファイルを作成して、tagscannerを再起動すると有効になる。新しい設定は、既存の設定ファイルをコピーして編集するのが楽だろう。

Google Chrome

Webブラウザー。
現在のところメインFirefox、サブChromeという使い方をしているが、一企業の思惑に縛られるというデメリットがなければメインに移行したいと思うブラウザーではある。

  • ホームページ: https://www.google.com/intl/ja/chrome/
  • ダウンロードファイル: ChromeSetup.exe (インストーラー版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを、実行してインストール。
  • 動作確認バージョン: 74.0.3729.169 64ビット(Windows 10 Pro October 2018 Update 1809)

使っている拡張機能

拡張機能は便利なので、大量にインストールしてしまいがちだが、Chromeの動作が重くなる原因でもある。

そのため、常に使うもの以外はSimpleExtManagerを使って、一時的に有効にするなどの対応をするとよい。

リストは、正確には使っていなくてもインストールしてあるもの。

Create Link

指定したフォーマットで、リンクやタイトルの文字列を作成する。

Adblock Plus

広告除去を行うおそらく一番メジャーな拡張機能。

配布元による(金銭を伴う)恣意的な選別もあるようだが、利用上ほとんど問題になることはない。

Evernote Web Clipper

見ているページをEvernoteに保存する。

  • 動作確認バージョン: 7.11.0 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

シングルHTMLダウンローダー

表示しているページを画像、スタイルシートを含め、単一のファイルとして保存する。

  • 動作確認バージョン: 1.8 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

User-Agent Switcher for Chrome

User-Agentを一時的に変更する。

Pushbullet

テキストや画像、URLなどを通知として他のマシンに飛ばす。

複数の端末間でのコピペを行うのには一番簡単な手段。

  • 動作確認バージョン: 344 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

SimpleExtManager

拡張機能を管理する拡張機能。

あくまでも拡張機能のオン、オフをするもので、アイコンの表示/非表示を行うことはできない。

グループ化してのオン・オフが可能。

SimpleExtManager – Chrome ウェブストア <https://chrome.google.com/webstore/detail/simpleextmanager/kniehgiejgnnpgojkdhhjbgbllnfkfdk?hl=ja>

Tampermonkey

Webページに対して、JavaScriptを用いて変更を加える。要するにFirefoxにおけるGreasemonkey。

  • 動作確認バージョン: 4.8.41 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

Password Checkup

パスワードが漏洩しているかをチェックする。

Chromeで使用したことのあるID、パスワードをGoogleの所有する漏洩情報リストと照合してチェックする。

Google謹製。

Save to Pocket

Webページを保存し、オフラインでも閲覧できるようにする。複数の端末でデータの共有が可能。

動作確認バージョン: 3.0.6.4 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

その本、図書館にあります

Amazonの該当本のページに図書館の在庫状況を表示する。

図書館の設定は2箇所まで可能。

類似拡張機能にに「Calilay」(Amazon, MediaMarkerも対応)がある。

  • ダウンロードURL: https://chrome.google.com/webstore/detail/%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%9C%AC%E3%80%81%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82/ldidobiipljjgfaglokcehmiljadanle

Keepa

Amazonの価格推移を表示、さらに価格を設定して通知を行う。

ユーザー登録してメールアドレスで通知も可能だが、ユーザー登録無しでChromeのデスクトップ通知による通知も可能。

  • 動作確認バージョン: 3.32 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

価格比較 PRICLE

複数の通販サイトの販売価格を一括比較するプラグイン。

  • 動作確認バージョン: 2.2.3 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

Adobe Acrobat

現在の Web ページを Adobe PDF ファイルに変換する。

インストールした記憶はないのだが、Acrobatインストール時にインストールサれたのだろうか。

  • 動作確認バージョン: 15.1.1.0 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

Google オフライン ドキュメント

Googleドキュメントをオフラインで利用する。

インストールした記憶はない、使ってもいない…

  • 動作確認バージョン: 1.7 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

Google 翻訳

見ているサイトを翻訳する。

  • 動作確認バージョン: 2.0.7 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

使っていた拡張機能

ブックマークサイドバー

標準で、サイドにブックマークを表示できるようになったので、削除(2022-11-24)。

Chrome純正では存在しないブックマークサイドバーを追加する。

ウィンドウの左端にマウスカーソルを合わせて一瞬待つと、サイドバーのアイコンが表示されて、それをクリックするとブックマークサイドバーが表示される。この点、Firefoxのサイドバーよりも使いやすい。

uBlock Origin

高機能なアドブロック。URL指定だけで無く、表示されているelementsを選んでブロック指定することができるようだ。

Enhancer for YouTube

YouTubeの画質を固定し、公告を除去する。

The QR Code Extension

現在表示しているページのURLをQRコードにする。

ダウンロードURL: The QR Code Extension – Chrome ウェブストア <https://chrome.google.com/webstore/detail/the-qr-code-extension/oijdcdmnjjgnnhgljmhkjlablaejfeeb?hl=ja>

User-Agent Switcher

User-Agentを一時的に変更する。

User-Agent Switcher for Chromeに切り替えた。

The Camelizer

Amazonの価格推移をグラフで表示する。

Keepaでインラインでのグラフ表示が可能になったこと、そして情報取得が不安定になったことで使用停止。

spa.js: Amazonの書籍情報をEvernoteに記録するサポートツール

Amazon(JP)の書籍情報ページを重要事項のみの表示に書き換えるbookmarklet、spa.js(Simplify Page of Amazon)。

書籍情報をEvernoteやScrapboxに保存する目的で作りました。

Amazonの書籍情報ページを表示した状態で、bookmarkletを実行すると、シンプルな重要な書籍情報のみの表示になります。

オリジナルのAmazonのページ
こんなページが
bookmarkletで加工したのAmazonのページ
こんなカンジに

後は、EvernoteであればブラウザアドインのEvernote Clipperを立ち上げ、保存します(「記事」「簡易版の記事」のどちらを保存するかはお好みで)。
Scrapboxであれば、表示すべてを選択してコピーして、Scrapboxの新しいページにペースト。画像はコピーされないので、ブラウザで画像のURLをコピーしてScrapboxにリンク記法([]を使用)でペースト。

元の表示に戻したい場合はリロードして下さい。

抜粋される情報は、以下。

  • 書名
  • 著者
  • 形態(単行本、ページ数など)
  • 出版社
  • 言語
  • ISBN(Kindle版ならASIN)
  • 発売日
  • AmazonのURL
  • additionalStringで指定する、任意の文字列

Scrapbox向けに自動的に送り込むこともできるようにしようかと思ったが、Evernote Clipperが使えれば自分としてはそれで十分なので、そこまでやらないことにしました。

参考までに、Amazonの書籍ページは、Amazonの検索ボックスからISBNを打ち込めば表示できます。

以下のコードをコピーしてブックマークに登録して下さい。

なお、2行目でadditionalStringに自分用のタグを設定してあるので、空文字列にするなり、書き換えるなりしてください。

javascript:(function(){
    var additionalString = "# 購入<br># 図書館<br># 読みたい<br># 読んだ<br>";
    var titleElm = document.getElementById('productTitle');
    if (!titleElm) var titleElm = document.getElementById("ebooksProductTitle");
    var title = titleElm.innerText;
    var imageElm = document.getElementById("imageBlockContainer");
    if (!imageElm) var imageElm = document.getElementById("ebooksImageBlockContainer");
    var imgUrl = imageElm.getElementsByTagName("img")[0].getAttribute("src");

    var authors = document.getElementsByClassName("author");
    var author = "";
    for (var i = 0; i < authors.length ;i++) {
	let si = authors[i].getElementsByTagName("script");
	while (si.length > 0) {
	    si[0].parentNode.removeChild(si[0]);
	}
	si = authors[i].getElementsByClassName("a-popover-preload");
	while (si.length > 0) {
	    si[0].parentNode.removeChild(si[0]);
	}
	author += authors[i].innerText;
    }

    var detail_bullets = document.getElementById("detail_bullets_id");
    var infos = detail_bullets.getElementsByTagName("li");
    var info = [];
    for (i=0; i < infos.length ;i++) {
	let j = infos[i].innerText;
	if (/ページ$/.test(j)) {
	    info.push(infos[i].innerText.replace(/<br>/, "\n"));
	} else if (/^(出版社|言語|ISBN|ASIN|発売日)/.test(j)) {
	    info.push(infos[i].innerText.replace(/<br>/, "\n"));
	}
    }

    var amazonURL = location.href;
    amazonURL = amazonURL.replace(/www.amazon.co.jp\/.*\/dp\//, "www.amazon.co.jp/dp/");
    amazonURL = amazonURL.replace(/\/dp\/([^\/]+)\/.*$/, "/dp/$1/");
    
    var body = "";
    body += "<h1>" + title + "</h1>";
    body += "<p></p>";
    body += "<ul>";
    body += "<li>書名: " + title + "</li>";
    body += "<li>著者: " + author + "</li>";
    if (infos.length > 0) {
	body += "<li>";
	body += info.join("</li><li>");
	body += "</li>";
    }
    body += "<li>amazon URL: <a href = \"" + amazonURL + "\">" + amazonURL + "</a></li>";
    body += "</ul>";
    body += "<img src=\"" + imgUrl + "\"><br>";
    body += additionalString;
    document.body.innerHTML = body;
})();

https://github.com/norcedge/spajs

Change Log

Ver.1.2 – 2019-05-21

ファイル名およびリポジトリ名、README.mdの変更。

Ver.1.1 – 2019-05-16

著者名の切り出しを改善。

Ver.1.0 2019-05-14

Initial version.


KeePass

マルチプラットフォームのパスワードマネージャー。

Windows、Linux、Mac OS、Android、iOSなどさまざまなプラットフォーム上で動作し、共通のデータファイルを使うことができる。

複数のマシンで使用するには、Dropboxなどのクラウドファイル共有を使い、共通のデータファイルを使うのが一番楽だろう。もちろんクラウド上に置くことはリスクを高めることにもなるが、データファイル自体もマスターパスワードで守られてはいるので、利便性とのバランスを考えると妥協することになる。

  • ホームページ: KeePass Password Safe <https://keepass.info/>
  • ダウンロードファイル: KeePass-2.43.exe (ポータブル版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを展開して、任意の場所にコピー。
  • winget ID: DominikReichl.KeePass
  • 動作確認バージョン: 2.50 (Windows 10 Pro 20H2, Windows 11 Pro 21H2)

プログラムの配布はインストーラー版と、ポータブル版の両方で行われている。

データファイルは、Dropbox上に保存する。一度データファイルを開けばその場所は記憶されているので、次からも同じファイルを使うことができる。

Firefoxでの自動入力

Firefoxでは、 KeePassのプラグインKeePassRPCと、FirefoxのアドインKeeを利用することによってKeePassで設定したURLを開いた時にユーザー名、パスワードを自動入力することができる。

KeePassRPCのインストールは、以下の手順で行う。

https://github.com/kee-org/keepassrpc/releases/latest からファイルKeePassRPC.plgxをダウンロードする。

KeePassRPC.plgxをKeePassがインストールされたフォルダーの中のPluginsフォルダー(C:\Program Files (x86)\KeePass Password Safe 2\Pluginsなど)にコピーする。

KeePassを再起動する。

Keeアドインのインストールは、FirefoxでアドオンKeeを探して「Firefoxへ追加」する。

すると、「Keeを認証」というページが開かれるので、同時に現われたウィンドウに表示されるパスワードを入力する。

アップデート

KeePassは起動時にアップデートチェックを行うので、アップデートが存在すれば、起動時にダイアログが表示される。

それぞれ、「新しいバージョンがあります!(New version available!)」の部分をクリックすれば、ブラウザでダウンロードサイトが表示される。

KeePass本体のアップデートは、ポータブル版であれば立ち上がっているKeePassを終了して新しいファイルを上書きするだけ。

KeePassRPCのアップデートは、https://github.com/kee-org/keepassrpc/releases/latestからKeePassRPC.plgxをダウンロードして、KeePassのプラグインフォルダー(KeePassをインストールしたフォルダー中にあるPluginsフォルダー)に、上書きコピーする。

そしてKeePass自体を再起動、KeePassと通信してパスワードの受け渡しをするプログラム(Firefoxなど)も再起動する。

別エントリーの参照

別々のURLのページで同一のアカウント(ID、パスワード)を要求される場合がある。
しかしKeePass自体は複数のURLに対応しておらず、その場合別エントリーの参照という機能を使うとよい。

参照を設定するには、[エントリーの編集画面]で、参照するフィールドの入力を削除、左下の[ツール]をクリックする(あらかじめ削除しておかないと、既に設定された内容に追記されてしまう)。


[フィールド参照の挿入]から、挿入するフィールドを選ぶ。

すると「Insertフィールドの参照元」というダイアログボックスが表示されるので、基となるエントリーを「フィルタ」を使って絞り込んで選択し、そのエントリーを識別するフィールドを選択、さらに[参照元のフィールド]を選択する。

[OK]ボタンをクリックすると、参照を設定したフィールドに参照を意味する「{REF:U@Title}」などの文字列が入力さた状態になる。

なお、残念ながら、Firefox用のプラグインKeeは、この参照機能に対応しておらず、参照設定となる文字列「{REF:U@Title}」などがそのまま入力されてしまう。

Keeによる別エントリーの参照

FirefoxプラグインのKeeでは、前述の別エントリーの参照がうまく動作しない。
そのかわり、Keeでは一つのエントリーを複数のURLに対応させることができる。

[エントリーの編集画面]で[Kee]タブを選び、さらに[URLs]タブを選ぶ。
「Exact」をチェックして「Add」ボタンをクリックする。


[Add URL]ダイアログボックスの,
「URL/Pattern」に追加して対応させたいURLを入力し、「Match」にチェックされていることを確認し[OK]ボタンをクリックする。

変更履歴

2022-02-27 KeePassRPCとKeeのインストール方法を追記

2020-09-11 別エントリーの参照、Keeによる別エントリーの参照を追記

Flexible Renamer

かなり多彩な機能を持ったファイル名の変更ツール。

主な特徴は以下。

  • ワイルドカードはもちろんPerlの正規表現で、新しい名前を指定することが可能。
  • もちろん連番付けも可能。
  • 新しい名前をプレビューし、直接編集して書き換えることも可能。
  • 新しい名前のファイルを元ファイルとは別の場所に保存することが可能。
  • さらに特筆すべきはEXIF情報などを元に、新しい名前を指定することが可能。

それ以外にも、各種タイムスタンプの変更なども可能。

  • ホームページ: Flexible Renamer v8.4 <http://hp.vector.co.jp/authors/VA014830/FlexRena/>
  • ダウンロードファイル: FlexRena84.zip (ポータブル版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを展開して、任意の場所にコピー。
  • 動作確認バージョン: v8.4 (Windows 10 Pro October 2018 Update 1809)、v8.4(Windows 10 Pro April 2018 Update 1803)

以前使っていたものがある場合は、コピーするだけで使用できるが、Windows 10でヘルプを見るためには、表示するCHMファイル(Flexible Renamer.JA.chmなど)のプロパティで[セキュリティ]-[このファイルは他のコンピューターから取得したものです…]の[許可する]にチェックをする必要がある。

以下、2019-08-12追記

Flexible Renamerの終了時に表示していたフォルダーを、終了後に削除してしまうと、Flexible Renamerを再度起動したときに停止してしまう。

その場合、Flexible Renamerをインストールしたフォルダの中にあるFlexible Renamer.iniの”CurrentFolder”の値を存在するフォルダに書き換えてやれば良い。