MPC-BE

主にビデオの再生に利用しているマルチメディアプレイヤー。

Windows Media Playerが 6.4の後にデザインが大幅に変更されたため、6.4に習って作られたMedia Player Classicの派生版。

設定は「表示」-「オプション」「オプション」ダイアログを開いて行う。

特に意識して設定しているのは以下の点。

「プレイヤー」で「ファイルの再生位置を記録する」、「終了時のウィンドウ位置を記憶する」、「終了時のウィンドウ サイズを記憶する」、「終了時のプレイリストを記憶する」をオンにする。

「プレイヤー」-「キー」で「画像を保存」に@キーを割り付ける(日本語キーボードを使っている場合、設定画面では「`」と表示される)。これはビデオ内の静止画を保存することがよくあるため。

「その他」で『ジャンプ間隔」を調整する。「小」1000、「中」15000、「大」60000。

アップデート

「オプション」で更新の自動確認を設定することも可能。

自動確認でアップデートがあった場合は、ダウンロードページへのリンクが表示される。

アップデート自体は、ダウンロードしたアーカイブを展開し、インストーラーを実行するだけ。

自分で設定した内容は引き継がれる。アップデート前のプレイリストすらそのまま残っている。

画面の拡大率は50%になってしまったが、すぐに戻せるのでたいした問題ではない。

buff

JPEGファイルから無劣化で画像の一部を切り出すソフトウェア。

  • ホームページ: windmaker webpage
  • ダウンロードファイル: buff_110.zip(インストーラー版|ポータブル版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを展開して、C:\Programs(任意のフォルダー)にコピー。
  • 動作確認バージョン: 1.10 (Windows 10 Pro 20H2, 2004)

一般的なソフトでJPEG画像の切り抜きを行うと、保存の際には画像の不可逆的再圧縮が発生する。
このソフトは、再圧縮無しで保存可能な切り取り範囲になるように指定範囲を調整し、無劣化で保存することができる。

そのため1ピクセル単位での調整はできないが、厳密なサイズ指定が無くできるだけ劣化させたくないという場合に役に立つ。
DPEに出してプリントする場合など、画像サイズとプリント用紙のアスペクト比が異なる場合にも、元画像を劣化させずにトリミングできる。デフォルトで用意されている切り抜きアスペクト比も四つ切、六つ切、L版他、写真用紙のものが用意されている。

切り抜きのアスペクト比はあらかじめ指定したもの他、自由に指定可能。好みのアスペクト比を名前を付けて登録することができる。
オプションで、保存時にExif情報の破棄、元ファイルの作成、更新日付を利用するか、保存時の初期フォルダなどの指定も可能。

唯一残念な点は、表示時にEXIFの向き情報を解釈していないようで、EXIF情報による回転が、表示に反映されないこと。もっともこのソフト上で行うのはトリミング作業だけなので、大きな問題にはならない。