マルチメディアプレイヤー。
メインのプレイヤーはMPC-BEを利用しているが、MPC-BEで音楽をかけている時、一時的に別のファイルを再生したいときなどに使用。
- ホームページ: VLC: オフィシャルサイト
- ダウンロードファイル: vlc-3.0.6-win64.exe (インストーラー版)
- インストール方法: ダウンロードしたファイルを、実行してインストール。
常用するのでも無ければ、インストール時にコンテクストメニュー項目の追加を行わないことを推奨(メニュー項目を増やしすぎないため)。インストール後の設定からは削除できない。
今時のメディアプレイヤーは対応フォーマットが多いのは当然と行った感じだが、このソフトならでの特徴は以下の点。
- マルチプラットフォーム(Windows、Mac、Linux、Android、iOS…)。
- フォーマットを変更しての保存(俗に言う変換)。これが目的で利用している人もいるようだ。
- 再生中のデータを(フォーマットを変換して)マルチキャストで送信したり、ネットワーク経由のデータを受信して再生することが可能。これがVideo LANの名前の由来だろう。
インストールすると、スタートメニューには「VLC Media Player skinned」、「VLC Media Player」の2つのプレイヤーが登録される。
skinnedは凝った感じのデザインで見栄えがいい。が、ちょっと問題も(後述)。
なお、インストールの際に関連づけを行うかどうかを設定できるが、ここで関連づけを行っても、既存の関連づけがある場合は既定のプログラムは変更されず、あくまでも追加の関連付けされたプログラムとなる。
レジューム再生
VLCではバージョン 2系統の途中で待望のレジューム再生がサポートされた。
レジュームを有効にするには、[ツール]-[設定]で開く[シンプルな設定]ウィンドウ内の、[インターフェース]-[プレイリストとインスタンス]-[再生を継続しますか?]を「常に」に、[プライバシー / ネットワークのインタラクション]-[最近再生した項目を保存]にチェックする。
この、 [再生を継続しますか?]は「確認」 だったら、レジューム再生をするかどうかを確認してくるのが正常動作だと思うのだが、バグだろうか。
ただし私の環境では、上の設定をしてもスタートメニュー内に2つインストールされるうちの、「VLC Media Player skinned」ではレジュームが有効にならなかった。「VLC Media Player」ではレジュームが有効になるのだが、複数のマシンにはインストールしていないので、これが環境のせいなのかは不明。