VirtualBox

Windows上で動作する仮想環境を実現するソフトウェアには、VirtualBox、Hyper-V、VMWare Workstation(Player)などがある。

Hyper-Vが若干速度的なメリットがあり、Windowsの機能の一部ということで使っていたが、Windows May 2019 UpdateにしたらDirect Xが動作しなくなってしまった。 RemoteFXのサポート終了関連の影響かと思ったが、深く追求せずVirtualBoxに移行した。

Hyper-VのホストOSとクライアントOSを同じレイヤーにおいて動作させるという仮想環境の実現方法が、あまり好ましくないことが多かったという事情もあるのだが…

  • ホームページ: https://www.virtualbox.org/
  • ダウンロードファイル: VirtualBox-6.0.10-132072-Win.exe (インストーラー版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを、実行してインストール。
  • 動作確認バージョン: 6.0.10 (Windows 10 Pro May 2019 Update 1903)

インストーラーのオプションは基本的にデフォルトで進めていく。
「Warnng: Network Interface」という警告が出るが、これは「一時的にネットワークが切れる」というもの。使っている最中でなければ特に気にする必要はない。

環境設定は特に行わなくても良いが、仮想マシンのデータの置き場所はUsersの下からは外したいのと、フォルダー名にスペースが入るのが望ましくないの2つの理由から変更することにしている。
[一般]-[デフォルトの仮想マシンフォルダー]でデフォルトの「C:\Users\nor\VirtualBox VMs」から「D:\VirtualBoxVMs」に変更した。

VirtualBoxは6になってから、Hyper-Vとの共存が可能になったとのことだが、うまくいかない、不安定などの話も多い。
実際にHyper-V有効のままVirtualBoxを試してみたが、仮想マシンの起動直後に「Call to WHvSetupPartition failed: ERROR_SUCCESS (Last=0xc000000d/87) (VERR_NEM_VM_CREATE_FAILED).」というエラーが出てしまい、仮想マシンが起動しなかった。
「コントロールパネル」-「プログラム」-「プログラムと機能」-「Windowsの機能の有効化または無効化」から、「Windows ハイパーバイザー プラットフォーム」を有効にすると動作するという情報もあったので試してみたが、だめだった。

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