インストールメディアの作成
下記リンクからMediaCreationTool2004.exe(現在配布されているバージョンによりファイル名は異なる)をダウンロードする。
Windows 10 のダウンロード <https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=691209>
このMediaCreationTool2004.exeを実行して、ISOファイルを作成。DVDに焼いてインストールメディアにする。USBメモリを直接インストールメディアにすることも可能。
作成するPCとは異なる言語、アーキテクチャ(32bit、64bit)のメディアも作成可能。
Home、Proは同一メディアでインストール時に選択可能。
なお、MediaCreationTool2004.exeによるデータのダウンロードにはかなりの時間かかるので、事前に余裕をもってインストールメディアの作成を行っておく方がよい。おそらくサーバー側の送出が遅いのだろう。10時間以上かかったこともある。
ISOのダウンロードも試してみたが、ImgBurnで焼こうとすると微妙に容量が足りない。オーバーバーンすれば何とかなるのかもしれないが、安全のためにはUSBメモリを使う方がよいだろう。
USBメモリでブート
Windows 10のバージョンによって、画面、入力内容は異なる。
20H2でのポイントは以下。
起動時のドライブ設定
作成したインストールメディアはUEFI、Legacy(BIOS)の両方で起動可能だが、UEFIが使えるのであればUEFIで起動する。
インストールの種類を選んでください
「カスタム: Windowsのみをインストールする(詳細設定)」を選ぶ。
「パーティションとドライブに変更を加える場合は、インストールディスクを使ってPCを起動してください。」とあるが、これは、Windows上からSetup.exeを起動した場合のこと。インストールディスクを使って起動してもこのメッセージなのは出来が悪い。
Windowsのインストール場所を選んでください
まっさらなハードディスクにインストールしたいのであれば、この時点で存在するすべてのパーティションを削除して、割り当てがない状態で「次へ」とする。既存の出荷時バックアップ領域などを残したいのであれば、「プライマリ」となっているパーティションを選んで「次へ」とすればよい。
設定する方法を指定してください
ActiveDirectoryなどを使って管理するのでなければ「個人用に設定」で構わない。
アカウントを追加しましょう
Miscrosoftアカウントに設定してあるメールアドレスを入力する。すでのこのPCがMicrosoftアカウントに紐付けられていれば、この後のコード入力が不要になる。
次の「パスワードの入力」では、入力したMiscrosoftアカウントのパスワードを入力する。
PINを作成します
デバイスのプライバシー設定の選択
「同意」。プライバシーを守ると言う観点から、すべて「いいえ」にするお勧めも散見するが、彼らはGoogleマップも使わないのだろうか。
Androidスマートフォンの写真、…アクセスできます
Windowsとスマートフォンの紐付けは不要なので、「後で処理する」。
OneDriveを使用してファイルをバックアップ
OneDriveを使うのであれば「次へ」から設定を行う。
Cortanaによる作業の支援を許可する
Microsoftのサービスを大量に使っていればCortanaは便利なものだが、現状Cortanaがそれほど役に立つとも思えないので「今は実行しない」。
Edgeの初期設定
Windowsのデスクトップが立ち上がり、Edgeの初期設定をうながされる。
「完全セットアップ」で同期設定を行う。
Windows Update
「設定」からWindows Updateを開き、最新の更新プログラムを適用する。
以上で、インストール自体は完了。次に常用している設定を行う。
Windows 10の初期設定 – 技術メモ <https://tech.rally.or.jp/windows/windows-10-initial-setting/>