購入: メモリー DDR4-2666 16GB x2 aiutoセレクトメモリー AU-2XM378A2K43CB1-CTD

vegaはメモリー16GBで運用してきたが、WSL、Dockerを使うようになってさすがにきつくなってきた。
そして、昨今の世界情勢からしばらくは低価格化は見込めそうにない。
そこで、ちょうど立ち寄ったArkでセールを行っていた32GB(16GBx2)のメモリーを購入。

16GB(8GBx2)でもとりあえず足りそうだが、今後も必要なメモリーは増えていく一方で、そもそも、32GB(16GBx2)と16GB(8GBx2)との価格差は3,000円程度。

11,979円(税込)@Ark(セール)。

幸か不幸か、いままでメモリ不良で困った事はほとんどないので、それほどブランドにはこだわらず価格重視。

【aiutoセレクトメモリー】SAMSUNG純正 DDR4-2666 16GBモジュールを2枚1組にしたデスクトップPC向け32GBメモリーキット

  • ブランド:SAMSUNG純正メモリー
  • フォームファクター:288Pin DDR4 Long-DIMM
  • 容量:32GB(16GBモジュール ×2枚)
  • 速度:DDR4 2666MHz ( PC4-21300 )
  • レイテンシー:CL19-19-19
  • 電圧:1.2V
  • チップタイプ:Samsung 8Gbit DRAM ( 2Rank x8 ) 両面16チップ搭載
  • バッファ:Unbuffered
  • ECC:NON-ECC
  • メモリー対応タイプ:デスクトップPC用メモリー

AU-2XM378A2K43CB1-CTD(DDR4-2666 16GB×2枚組)|アユート|株式会社aiuto PCパーツ・周辺機器 総合代理店 <https://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_3104.php>

とりあえず、Memtest86+で問題がないことを確認後、vegaにて実運用開始。

購入: タブレットPC マウスコンピューター mouse E10

Windows 11のテストマシンとして、マウスコンピューターのmouse E10を購入。

mouse E10│BTOタブレットの通販ショップ マウスコンピューター【公式】

文教市場向けの2万円という極めて安価な持ち歩き可能なPC。
キーボード付きのタブレットというか、キーボード分離型のノートというべきか。

インストールされているOSはWindows 10だが、WebメディアでもいくつかWindows 11をインストールしたというレビューが掲載されていて、購入に踏み切った。

CPUはGemini LakeのCeleron N4000とかなり貧弱。メモリも4GB、ストレージは64GB eMMCとかなり厳しいが、それ以外の部分はそこそこ充実している。
防塵・防滴、耐衝撃性や10点マルチタッチのディスプレイ、ペン付き、Windows 10 Pro。
インターフェースも、micro HDMI×1、USB 3.0(Type-C)×1、USB 2.0(micro-B)×1、ヘッドホン/ヘッドセット(CTIA準拠 ミニジャック)×1、microSDカードリーダー×1とかなり充実。USB Type-Aがないのが残念。
Wi-FiはIEEE 802.11ac対応で、最大通信速度433Mbps。Bluetooth 5も搭載。

Windows 11のテスト以外では、ちょっとしたWebブラウジングとメールチェック、そして文字打ちという用途であれば、十分なスペックだろう。

Webで注文して5日後に届いた。

内容物は、本体とキーボード兼用のカバー、スタイラス、電源ケーブル。B5、6ページ分の説明書き、とWPS Office2のライセンスカードのみ。
まあ、必要にして十分とも言える。読まれもしない注意書きに数10ページも無駄な紙を使うことはない。

当然ながら筐体に高級感はないが、文教ターゲットだけに丁寧ではない扱いをされることは考えられているようだ。

まずはプリインストールのWindows 10を初期設定、回復ドライブの作成を行い、すぐにWindows 11にアップグレードする予定。

スペックは以下。
Spec: orion

MediaPad T1の強制初期化手順

Android端末においてロックを設定していてパスワードを忘れてしまったり、そもそも正常に起動しなくなった場合には、強制的に出荷状態に初期化するしかない。

MediaPad T1の強制初期化の手順は以下。
どうやら、2016年〜2019年くらいの間に生産されたHUAWEIの端末はこの方法で強制初期化できるものが多いらしい。

  1. 事前に、十分に充電を行っておき、電源ケーブルは抜く。
  2. 電源ボタンと音量大ボタンを押して起動する。再起動ではなく、あくまで電源オフ状態からの起動でないと初期化メニューは表示されない。
  3. 端末名やメーカーロゴが表示されたら電源ボタンのみを離し音量大ボタンを押し続ける。
  4. EMUIのロゴが表示され、その下に「Reboot system now」、「Wipe data/factory reset」、「Wipe cache partition」の3つのメニューが表示される。
  5. 音量大ボタンから指を離す。
  6. 音量ボタンで「Wipe Data/factory reset」を選択した状態にして、電源ボタンを押す(画面のタップでは反応しない)。
  7. 「Comfirm wipe off all user data?」と表示されるので、音量ボタンで「Wipe data/factory reset」を選び、電源ボタンを押す。
  8. 10数秒待ち、初期化が完了すると、「Reboot system now」というメニューが表示されるので、音量ボタンでそれを選び、電源ボタンで決定し、再起動する。

ちなみに、私が強制初期化が必要になったのは、「電源を入れ起動後、HUAWEIロゴから通常の背景に移った瞬間に再起動がかかってしまう。そしてまた再起動の無限ループ」となってしまったため。

PQI Air Card IIを常時Wi-Fiクライアントとして使う

いまさら、旬を過ぎた話ではあるのだけれど…

PQI Air Card II(以下Air Card)は無線LAN機能を内蔵したmicroSDカードアダプタ。アクセスポイント(親機)としても、クライアント(子機)としても動作する。

デフォルトではアクセスポイントとなりスマホやPCから一対一接続して使うのだが、クライアントとして動作させると、LAN環境やテザリング環境でさらに便利に使えるようになる。Linuxで動いており、FTPも自由自在。

ということで、常にクライアントとして動作させるようにする。

参考サイト: デジカメ内部でRubyを動かす狂気!無線LAN内蔵SDカードアダプタPQI Air Cardの間違った使い方

接続先の登録

クライアントとして動作させるには、事前に接続に行く先のSSIDとパスワードを登録しておく必要がある。

購入時点では当然登録されていないので、まずはカメラなどにAir Cardを入れて、カメラの電源を入れデフォルトのアクセスポイントモードで立ち上げる。

そしてPCやスマホでSSIDがAir Cardのネットワークに接続し、ブラウザで192.168.1.1もしくはhttp://air.card/ に接続すると、設定画面が表示される。

ここで左のメニューから[Wifi Setup]を選び、HotspotsのAPに使いたいネットワークのSSIDとKEY(パスワード)を登録する。

3つまで登録できるので、優先順に無線LANアクセスポイントのものや、スマホのテザリング用のSSIDなども登録しておくとよいだろう。

今後もアクセスポイントモードとして動作させることがあるのならば、パスワードも設定する。

また、このとき[Main Page]で表示されるMacアドレスも控えておく。

クライアントモードでの立ち上げ設定

Air Cardをクライアントとして動作させる公式の手順は、カード内にある緑色の写真を消去すること。これにより、自動的にクライアントモードに切り替わる。

が、Air Card IIはLinuxで動作しており、/usr/bin/w2コマンドによりクライアントモードにすることができる。

そして、microSDカードのルートディレクトリにautorun.shというスクリプトを置いておくとカード起動時の最後に実行される。普通にPCなどから書き込んで構わない(もちろん改行コードはLF)。

#!/bin/sh

sleep 5
/usr/bin/w2

(sleep 5は動作が安定するまでの余裕)

autorun.shを書き込めば、次回の起動時からは先に設定したSSIDにクライアントとして接続するようになる(接続先の優先順位は上から)。

固定IPアドレスの設定

最後はLAN内のPCなどからAir Cardに簡単にアクセスできるように、固定IPアドレスを割り当てるようにする。

クライアントとして接続する場合はDHCPによってIPアドレスを取得するわけだが、このIPアドレスが動的割当だとAir Cardのアドレスを探すところから始めることになるからだ。

DHCPサーバでAir CardのMacアドレスに対しては固定IPを与えるように設定する。

うちでは一番使用するネットワークのDHCPサーバはdnsmasqを使っているので、/etc/dnsmasq.confに以下の行を加えた。

ルータのDHCP機能を使っている場合は、ルータのインターフェース上で設定することになる。

dhcp-host=10:66:82:xx:xx:xx,aircard,192.168.1.22,12h

そして、dnsmasqを再起動。

$ sudo systemctl restart dnsmasq.service

これで、ブラウザやftpで192.168.1.22にアクセスすることにより、SDカードの中身を操作できるようになる。

正直、この固定IPアドレスを付与するだけのためにdnsmasqを使っている。NTTひかり電話ルータが、固定IPアドレスの設定すらもできないという仕様なのは困ったものだ。

動的IPアドレスをTwitterで通知する

Air Cardをテザリングしているスマホに接続した場合、割り当てるIPアドレスを固定することはできない。

だが、いちいちスマホの[設定]の奥深くまで潜って、割り当てたIPアドレスを調べるのはあまりに面倒。

参考にした「ひとりぶろぐ」さんではTwitterのメンションを飛ばす方法でIPアドレスの通知をしていたが、私は非公開アカウントがあるので、そこにツイートすることにした。

常用しているPushbulletに通知を飛ばすのが理想なのだが、PushbulletのAPIはhttps接続を前提としており、Air Cardに載っているwgetがhttpsに対応しておらず、この手段が取れないのが残念。

autorun.shを以下のように書き換える。
「ひとりぶろぐ」さんのスクリプトとほぼ同じようなものなのだが、私の好みの書き方ということで以下。

#!/bin/sh

TOKEN=TOKENtokenTOKENtokenTOKENtokenTOKEN
TWITTER_ID=MyTwitterID
STEWGATE='http://stewgate-u.appspot.com/api/post/'
WGET=/usr/bin/wget

sleep 5
/usr/bin/w2

IP=`ifconfig mlan0 | grep inet | perl -nlpe 's/^ +inet addr:([0-9\.]+).+$/$1/'`

${WGET} -O - --post-data="_t=${TOKEN}&msg=http://${IP}/%0ARAND - ${RANDOM}" ${STEWGATE} 2> /dev/null

使う人は、TOKEN、TWITTER_IDの部分を自分のものに書き換えてください。

IPアドレスをURLの形にしているのは、Webインターフェースにも簡単にアクセスできるようにするため。

${RANDOM}を設定しているのは、同じツイートを連続して書き込むと、制限がかかるため。それでも、このスクリプトを連続実行する(Air Cardのオンオフを短時間で繰り返す)と、Twitterから制限がかかる可能性もあるので注意。

もちろん、LANに接続した場合もツイートはされてしまうのだが、LANの場合は固定IPなのでいちいち見ることもない。それでも、接続確認の役にはたつのでそれはそれでよいだろう。

なお、「PQI Air Card II搭載のwgetコマンドは動作がおかしい」とのことだったが、特に問題なく動作した。Firmwareのバージョンが違うのかな…

残念なこと

Air CardのWi-Fiが弱く、接続先のそばに置いておかないといけない。

PCやスマホの無線LANであれば、余裕で接続できるような距離でもAir Cardでは接続できなかったりする。とくに仕事場ではメインのPCのそばでは接続できないので、アクセスポイントのそばにカメラを置いて、PCのそばに移動して作業するというのはちょっと面倒。

まあ、長時間接続していろいろやるわけではなく、写真のデータさえ取り出すことができれば良いので大きな問題ではない。

Xacti DMX-CG9では、動作しない。

もちろん、ただのSDカードアダプタとしては使えるのだけれど、 Wi-Fiが有効にならない。

一眼の方はまとめて取り出すことが多いので、どちらかといえばAir Cardはちょこちょこ使うXactiで使いたかったのだが、残念。

もはや高くなってきている

投げ売りの時期も過ぎてしまったようで、今Amazonではアダプタのみで2,800円もする。

まあ、利便性を考えれば2,800円出しても買う価値はあると思うけれど、というか予備機としてもう一つ買っておきたいくらいだ。

いくつか残念なことはあるが、以前のようにケーブルを繋いだり、カードを抜き差しするのに比べれば圧倒的に楽。そもそも銀塩時代を考えれば極楽のはずなのだが人間堕落するものだ。

検討すべきこと

以前、うまくクライアントモードで接続しないときがあった。

最近はほぼ問題は発生していないのだが、またうまくいかなくなるようだったら、”iwconfig mlan0″の出力からESSIDの値を取り出し、それによって”/usr/bin/w2″を再試行するようにすると良いかもしれない。