ScanSnaps修理再び

先日修理したScanSnapだが、スキャンした画像が一部歪んでしまう。
おそらく、手抜きできちんと分解せずに、ローラーにカッターを入れてはめ込んだため、そこの送りが良くないのだろう。

まったく役に立たないほどの歪みではないが、少なくともそこのOCRは無理だろう、という程度なので、再チャレンジすることにする。

といっても、やはり分解してローラーにチューブをはめるのは、壊してしまうリスクもあるし面倒。

Amazonで見つけたシリコンチューブ1m長を再度試してみることにした。

タイガースポリマー シリコーンチューブ 6mm×12mm カット(1M)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07P3PSWG1

987円@Amazon。

前回、AliExpressで買ったものが2cm x4 で 914円だったので10倍以上の量がある。

AliExpressで買ったものよりも、若干外径が大きいかな

長さ2cmのものを2本切り出して、切り込みを入れる。

そしてまず、前回はめたチューブのうち先に上に接触する2本をを抜き、同様の手順ではめ込む。

画像の歪みがなくスキャンできるようになった。

そして96cm余ってしまった。ヤフオクで切り売りするか。

廃棄: PS2キーボード BTC 9116 JA

それなりに世界的なヒット商品だったBTCの9116キーボード。


PS/2接続の予備キーボードとしていままで保管していたが、キータッチもあまり良くなくなってしまっているし、PS/2接続キーボードは、Happy Hacking Keyboard Liteがあるので、もう捨てよう。

でも、一緒に捨てようと思っていた、「8」のキーが取れたELECOMのbluetoothキーボードTK-FBP052はサブマシン用にまだしばらく取っておくことにした。ケーブルがないというのはやはり便利だ。

新PC Procyon組み立て

パーツが揃ったので、新PC組み立て。

新規に購入したのは以下のもの。

  • CPU: Intel Core i5-14500
  • M/B: MSI PRO B760M-A DDR4 II
  • Case: ZALMAN T8
  • SSD: KIOXIA EXCERIA with Heatsink SSD-CK4.0N4HS/N 4TB
  • HDD: Western Digital WD Red Plud 8GB WD80EFPX-AJP

手持ちを利用するのは以下。

  • Power Unit: 玄人志向 KRPW-BK550W/85+。550W、80PLUS BRONZE。
  • Memory: かき集めたDDR4-2400 4GB x 4=16GB。いずれ、vegaの32Gメモリーと入れ替え。
  • Optical Drive: 売却予定のHL-DT-ST DVDRAM CHA2N。暫定で、正式にはvegaで使用中のBDドライブを入れる。

Windows 11をインストールし、動作確認完了。

購入 M2.SSD 4TB KIOXIA EXCERIA with Heatsink SSD-CK4.0N4HS/N

procyonのSSDとして、Crucial P3plus 4TB 3D NAND NVMeをAmazonブラックフライデーセールで36,643円で発注していたが、1月たっても来ないので、キャンセル。

KIOXIA EXCERIA with Heatsink SSD-CK4.0N4HS/Nを購入した。

44,080円@Amazon。

セールだったので、終了後の価格より4,000円程度安い(価格.comでみても他の店舗も同じ価格)。

P3plusよりも、8,000円程度高くなってしまったが、TLCなので信頼性と速度、耐久性を考えれば良いだろう。

P3plusは最大4800MB/sなのに対して、m橙6200MB/s。もっと速いものもあるが、それに応じて値段は高くなるから、そこまで求めない。

購入: モバイルバッテリー Xiaomi Power Bank 10000mAh P15ZM

いい加減、10年以上前のeneloopモバイルバッテリーも弱くなってきたので購入。
10000mAh、最大出力2.25Aと悪くないスペック。

対抗馬はAnkerのPower Bankだったが、値段で決めた。

USB-Cケーブル内蔵は便利そうだけれど、もうちょっときれいに筐体に収まってくれればよかったのに…
でも、付属のUSB-Cケーブルの他、Type-A、Type-Cコネクターからも同時出力可能なので、たとえ、内蔵ケーブルが切れても、使うことはできる。

Amazonスマイルセールで1,960円。
セール前は2,180円でたいして安くはなっていない。

正直、情報通信機器は中国製は避けたいところなのだが、バッテリーくらいは現状妥協せざるを得ない。
USB接続であれば、危険性が内在していることは間違いはないのだけれど…

でも、XiaomiがJBRCの会員だというのは意外だった。

廃棄: AQUOS PAD SH-08E

そして続いて、初めて買ったタブレットAQUOS PAD SH-08E。

これを買ったのは2013年。買ったというよりも、この時代ゆえもらったと言うに等しい。

ドコモ タブレットだったので、当時としてはかなりいろいろな機能が入っていて楽しむことができた。

しかしAndroid 4.2ということで、今ではもはや動画プレイヤーくらいにしか使いみちがなかったが、料理中に録画したビデオを流すのには重宝していた。

が、これもついに電源が入らなくなってしまった。

DIGNOと共に、長い間ありがとう。

廃棄: DIGNO ISW11K

12年前に初めて買ったスマートフォンDIGNO(au ISW11K)。

ついに電源が入らなくなってしまった。

この時代のものだから、Android 2.3から一度もバージョンアップされなかったはず。

まともにWebブラウザーも使えず、Playストアでも対応していないアプリばかりだが、防水なのでお風呂用動画プレイヤーとして余生を過ごしていた。

バッテリーが原因かどうかはわからないが、さすがにこれようのバッテリーを探す気にもなれず廃棄することにした。

購入: PCケース ZELMAN T8

当初フロントにUSB Type-CがついたMixro-ATX用のミニタワーSILVERSTONE SST-FA313-B-Cを考えていたけれど、大きさがほとんど変わらない上に、4,000円安い誘惑に負け購入。

3,180円@ツクモex。

PayPayキャンペーンで、10%還元のはず。

USB Type-Cコネクタは、自分で加工するなり、後ろから引き出すなりすればいいや。そもそも、PC側にはType-AのUSB 3.0コネクタがあれば十分な気もしてきた。

  • サイズ: 394.5(D) x 200(W) x 423(H)mm
  • 重量: 2.6kg
  • 対応マザーボード: ATX, mATX, Mini-ITX
  • ファン: 背面120mm
  • PSU: 140mmまで
  • CPU Cooler: 160mmまで
  • VGAカード長さ: 295mmまで
  • Drive Bay: 5.25 x 1(フロント), 3.5 x2, 2.5 x 4
  • PCIスロット: 7
  • I/O: USB 2.0 x 2, USB 3.0 x 1, Headphone, Mic

zalman | PSU, Cases, CPU Coolers

中はこんな感じでチープ。
箱に書いてあるスペック。

2025-01-10追記

実際に組んでみたところ、やっぱり安いにはわけがある。

筐体が、今までに経験したことが無いほどペラペラの薄さなのは、実用上問題が無いからいいとして、

内蔵3.5インチのマウンタが、底面にしかなく、上部前面のスペースが無駄(まあ、これは流行もあるか)。

そして、3.5インチマウンタへのハードディスク取り付けで、鉄板をゆがめないとネジが回せない。

ちゃちなLED装飾がついていて、そのスイッチらしきものがあるが、そのかわりリセットスイッチが無い。「R」の刻印があるから、もともとはリセットスイッチだったのを流行りに迎合してLED装飾のボタンにしたんじゃないの?

たいした問題ではないのだが、マザーボードを取り付けるためのスペーサーネジが、ミリネジ。普通はインチネジだと思うのだが、ZALMANはミリネジなのだろうか。

これは、流通の問題だと思うが、最初から天板がゆがんでいる(交換可能なレベルだと思うが、面倒なので放置)。

それでも、これらのデメリットを許容できるのであれば、3,000円で買えるのだから、悪くはないだろう。

ScanSnap S1500修理

フィード、排出ローラーがドロドロに溶けてしまったので修理。

ほこりもひどいねこれは…

このローラーパーツは補修部品として市販されていない。そもそも、保守対応が2017年で終了しているらしい。

十分使ったけれど、ローラーがダメになっただけで買い替えるというのも値段が値段でもったいないので、情報を集めてみた。

  • AliExpressではS1500用のローラーを売っている。
  • 基本は分解してはめ込むのだが、けっこう面倒。
  • 分解せずにローラーに切れ目を入れてはめ込むという方法もある。
  • サイズが合うシリコンチューブをローラーの代わりに使った動作実績がある。

シリコンチューブ1mの値段と、AliExpressのS1500用ローラー4個の値段はほぼ変わらず1,000円程度。

今後、同じ作業を何回もやるならシリコンチューブだが、その必要が出たら買い替えだろうということで、AliExpressで注文。

送料込み914円。

まあ、この値段ならダメモトではある。

届いたのは、これ。

と、これまでは、10月下旬の話。

2カ月近く放置していたが、ScanSnapが無い不便さに耐えかねて作業開始。

分解を試みる

  1. 底面のネジ4つを外す。
  2. 底面の銀のプレートを引き出す。
  3. 銀のプレートに制御基板が見えるがコネクタは全部抜いて外す。

しかし、そこまで。はめ込みギミック相手に挫折して、それ以上は分解を断念。。

バラすのはあきらめ、ローラーに切り込みを入れて取り付ける方法に変更した。

ローラー切り込み法で妥協

事前に、ガラス部と超音波センサーは傷つけないように、マスキングテープで保護しておく。

カッターで軽く切り込みを入れて、ラジオペンチで掴んで引っ張ると、予想外にきれいに剥がれていく。

しかし、シャフト自体はモーターでロックされているので、裏側まで剥がし切るためはシャフトを回転させる必要がある。

そこで、電源とUSBケーブルをつないでScanボタン長押し。
シャフトが少し動いたら、すぐに手を離し、後はチョンチョンと押しながら、適度に回転させ、残ったローラーを剥がしていく。
このとき、排出側のローラーの作業をするたびに、ケーブルを抜き差ししないで良いように、ケーブルを逃がすための台を用意しておくとよい。

シャフト側に残ってしまったローラーのカスは、剥がした溶けたローラーでくっつけて取るとよい。
それでも剥がれなければ、ピンセット、さらにはスクレーパーの出番。
今回は放置が過ぎたために、溶けてしまったローラーが伸びてシャフトの横に広がっていたが、まあ、それは問題にならなそう。

そして、新しいローラーに切り込みを入れる。

できるだけきれいに切りたいので、バイスで挟んでケガキ線を入れ、ローラーを縦においてカッターで慎重に切り込みを入れる。

シャフトにはめること自体は、それほど難しくはない。

が、はめると切れ目が広がってしまった。

それでも、実際に紙を入れて動かしてみると、若干変な音はするものの、問題なくスキャンできる。

うん、今回はこれでいいや。

調子が悪くなったら、今度はシリコンチューブを試してみよう。

ついでに、ScanAidでクリーニング、スキャン回数が80,000回を超えていたので、パッドも交換した。

Thanks to