Google Chrome

Webブラウザー。
現在のところメインFirefox、サブChromeという使い方をしているが、一企業の思惑に縛られるというデメリットがなければメインに移行したいと思うブラウザーではある。

  • ホームページ: https://www.google.com/intl/ja/chrome/
  • ダウンロードファイル: ChromeSetup.exe (インストーラー版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを、実行してインストール。
  • 動作確認バージョン: 74.0.3729.169 64ビット(Windows 10 Pro October 2018 Update 1809)

使っている拡張機能

拡張機能は便利なので、大量にインストールしてしまいがちだが、Chromeの動作が重くなる原因でもある。

そのため、常に使うもの以外はSimpleExtManagerを使って、一時的に有効にするなどの対応をするとよい。

リストは、正確には使っていなくてもインストールしてあるもの。

Create Link

指定したフォーマットで、リンクやタイトルの文字列を作成する。

Adblock Plus

広告除去を行うおそらく一番メジャーな拡張機能。

配布元による(金銭を伴う)恣意的な選別もあるようだが、利用上ほとんど問題になることはない。

Evernote Web Clipper

見ているページをEvernoteに保存する。

  • 動作確認バージョン: 7.11.0 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

シングルHTMLダウンローダー

表示しているページを画像、スタイルシートを含め、単一のファイルとして保存する。

  • 動作確認バージョン: 1.8 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

User-Agent Switcher for Chrome

User-Agentを一時的に変更する。

Pushbullet

テキストや画像、URLなどを通知として他のマシンに飛ばす。

複数の端末間でのコピペを行うのには一番簡単な手段。

  • 動作確認バージョン: 344 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

SimpleExtManager

拡張機能を管理する拡張機能。

あくまでも拡張機能のオン、オフをするもので、アイコンの表示/非表示を行うことはできない。

グループ化してのオン・オフが可能。

SimpleExtManager – Chrome ウェブストア <https://chrome.google.com/webstore/detail/simpleextmanager/kniehgiejgnnpgojkdhhjbgbllnfkfdk?hl=ja>

Tampermonkey

Webページに対して、JavaScriptを用いて変更を加える。要するにFirefoxにおけるGreasemonkey。

  • 動作確認バージョン: 4.8.41 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

Password Checkup

パスワードが漏洩しているかをチェックする。

Chromeで使用したことのあるID、パスワードをGoogleの所有する漏洩情報リストと照合してチェックする。

Google謹製。

Save to Pocket

Webページを保存し、オフラインでも閲覧できるようにする。複数の端末でデータの共有が可能。

動作確認バージョン: 3.0.6.4 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

その本、図書館にあります

Amazonの該当本のページに図書館の在庫状況を表示する。

図書館の設定は2箇所まで可能。

類似拡張機能にに「Calilay」(Amazon, MediaMarkerも対応)がある。

  • ダウンロードURL: https://chrome.google.com/webstore/detail/%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%9C%AC%E3%80%81%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82/ldidobiipljjgfaglokcehmiljadanle

Keepa

Amazonの価格推移を表示、さらに価格を設定して通知を行う。

ユーザー登録してメールアドレスで通知も可能だが、ユーザー登録無しでChromeのデスクトップ通知による通知も可能。

  • 動作確認バージョン: 3.32 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

価格比較 PRICLE

複数の通販サイトの販売価格を一括比較するプラグイン。

  • 動作確認バージョン: 2.2.3 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

Adobe Acrobat

現在の Web ページを Adobe PDF ファイルに変換する。

インストールした記憶はないのだが、Acrobatインストール時にインストールサれたのだろうか。

  • 動作確認バージョン: 15.1.1.0 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

Google オフライン ドキュメント

Googleドキュメントをオフラインで利用する。

インストールした記憶はない、使ってもいない…

  • 動作確認バージョン: 1.7 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

Google 翻訳

見ているサイトを翻訳する。

  • 動作確認バージョン: 2.0.7 (Chrome 74.0.3729.169 64ビット)

使っていた拡張機能

ブックマークサイドバー

標準で、サイドにブックマークを表示できるようになったので、削除(2022-11-24)。

Chrome純正では存在しないブックマークサイドバーを追加する。

ウィンドウの左端にマウスカーソルを合わせて一瞬待つと、サイドバーのアイコンが表示されて、それをクリックするとブックマークサイドバーが表示される。この点、Firefoxのサイドバーよりも使いやすい。

uBlock Origin

高機能なアドブロック。URL指定だけで無く、表示されているelementsを選んでブロック指定することができるようだ。

Enhancer for YouTube

YouTubeの画質を固定し、公告を除去する。

The QR Code Extension

現在表示しているページのURLをQRコードにする。

ダウンロードURL: The QR Code Extension – Chrome ウェブストア <https://chrome.google.com/webstore/detail/the-qr-code-extension/oijdcdmnjjgnnhgljmhkjlablaejfeeb?hl=ja>

User-Agent Switcher

User-Agentを一時的に変更する。

User-Agent Switcher for Chromeに切り替えた。

The Camelizer

Amazonの価格推移をグラフで表示する。

Keepaでインラインでのグラフ表示が可能になったこと、そして情報取得が不安定になったことで使用停止。

KeePass

マルチプラットフォームのパスワードマネージャー。

Windows、Linux、Mac OS、Android、iOSなどさまざまなプラットフォーム上で動作し、共通のデータファイルを使うことができる。

複数のマシンで使用するには、Dropboxなどのクラウドファイル共有を使い、共通のデータファイルを使うのが一番楽だろう。もちろんクラウド上に置くことはリスクを高めることにもなるが、データファイル自体もマスターパスワードで守られてはいるので、利便性とのバランスを考えると妥協することになる。

  • ホームページ: KeePass Password Safe <https://keepass.info/>
  • ダウンロードファイル: KeePass-2.43.exe (ポータブル版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを展開して、任意の場所にコピー。
  • winget ID: DominikReichl.KeePass
  • 動作確認バージョン: 2.50 (Windows 10 Pro 20H2, Windows 11 Pro 21H2)

プログラムの配布はインストーラー版と、ポータブル版の両方で行われている。

データファイルは、Dropbox上に保存する。一度データファイルを開けばその場所は記憶されているので、次からも同じファイルを使うことができる。

Firefoxでの自動入力

Firefoxでは、 KeePassのプラグインKeePassRPCと、FirefoxのアドインKeeを利用することによってKeePassで設定したURLを開いた時にユーザー名、パスワードを自動入力することができる。

KeePassRPCのインストールは、以下の手順で行う。

https://github.com/kee-org/keepassrpc/releases/latest からファイルKeePassRPC.plgxをダウンロードする。

KeePassRPC.plgxをKeePassがインストールされたフォルダーの中のPluginsフォルダー(C:\Program Files (x86)\KeePass Password Safe 2\Pluginsなど)にコピーする。

KeePassを再起動する。

Keeアドインのインストールは、FirefoxでアドオンKeeを探して「Firefoxへ追加」する。

すると、「Keeを認証」というページが開かれるので、同時に現われたウィンドウに表示されるパスワードを入力する。

アップデート

KeePassは起動時にアップデートチェックを行うので、アップデートが存在すれば、起動時にダイアログが表示される。

それぞれ、「新しいバージョンがあります!(New version available!)」の部分をクリックすれば、ブラウザでダウンロードサイトが表示される。

KeePass本体のアップデートは、ポータブル版であれば立ち上がっているKeePassを終了して新しいファイルを上書きするだけ。

KeePassRPCのアップデートは、https://github.com/kee-org/keepassrpc/releases/latestからKeePassRPC.plgxをダウンロードして、KeePassのプラグインフォルダー(KeePassをインストールしたフォルダー中にあるPluginsフォルダー)に、上書きコピーする。

そしてKeePass自体を再起動、KeePassと通信してパスワードの受け渡しをするプログラム(Firefoxなど)も再起動する。

別エントリーの参照

別々のURLのページで同一のアカウント(ID、パスワード)を要求される場合がある。
しかしKeePass自体は複数のURLに対応しておらず、その場合別エントリーの参照という機能を使うとよい。

参照を設定するには、[エントリーの編集画面]で、参照するフィールドの入力を削除、左下の[ツール]をクリックする(あらかじめ削除しておかないと、既に設定された内容に追記されてしまう)。


[フィールド参照の挿入]から、挿入するフィールドを選ぶ。

すると「Insertフィールドの参照元」というダイアログボックスが表示されるので、基となるエントリーを「フィルタ」を使って絞り込んで選択し、そのエントリーを識別するフィールドを選択、さらに[参照元のフィールド]を選択する。

[OK]ボタンをクリックすると、参照を設定したフィールドに参照を意味する「{REF:U@Title}」などの文字列が入力さた状態になる。

なお、残念ながら、Firefox用のプラグインKeeは、この参照機能に対応しておらず、参照設定となる文字列「{REF:U@Title}」などがそのまま入力されてしまう。

Keeによる別エントリーの参照

FirefoxプラグインのKeeでは、前述の別エントリーの参照がうまく動作しない。
そのかわり、Keeでは一つのエントリーを複数のURLに対応させることができる。

[エントリーの編集画面]で[Kee]タブを選び、さらに[URLs]タブを選ぶ。
「Exact」をチェックして「Add」ボタンをクリックする。


[Add URL]ダイアログボックスの,
「URL/Pattern」に追加して対応させたいURLを入力し、「Match」にチェックされていることを確認し[OK]ボタンをクリックする。

変更履歴

2022-02-27 KeePassRPCとKeeのインストール方法を追記

2020-09-11 別エントリーの参照、Keeによる別エントリーの参照を追記

Flexible Renamer

かなり多彩な機能を持ったファイル名の変更ツール。

主な特徴は以下。

  • ワイルドカードはもちろんPerlの正規表現で、新しい名前を指定することが可能。
  • もちろん連番付けも可能。
  • 新しい名前をプレビューし、直接編集して書き換えることも可能。
  • 新しい名前のファイルを元ファイルとは別の場所に保存することが可能。
  • さらに特筆すべきはEXIF情報などを元に、新しい名前を指定することが可能。

それ以外にも、各種タイムスタンプの変更なども可能。

  • ホームページ: Flexible Renamer v8.4 <http://hp.vector.co.jp/authors/VA014830/FlexRena/>
  • ダウンロードファイル: FlexRena84.zip (ポータブル版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを展開して、任意の場所にコピー。
  • 動作確認バージョン: v8.4 (Windows 10 Pro October 2018 Update 1809)、v8.4(Windows 10 Pro April 2018 Update 1803)

以前使っていたものがある場合は、コピーするだけで使用できるが、Windows 10でヘルプを見るためには、表示するCHMファイル(Flexible Renamer.JA.chmなど)のプロパティで[セキュリティ]-[このファイルは他のコンピューターから取得したものです…]の[許可する]にチェックをする必要がある。

以下、2019-08-12追記

Flexible Renamerの終了時に表示していたフォルダーを、終了後に削除してしまうと、Flexible Renamerを再度起動したときに停止してしまう。

その場合、Flexible Renamerをインストールしたフォルダの中にあるFlexible Renamer.iniの”CurrentFolder”の値を存在するフォルダに書き換えてやれば良い。

関連付けをコマンドラインで行う

Windowsでエクスプローラーからファイルを開く時(もしくはコマンドプロンプトなどから「拡張子付きで」ファイルを実行する時)、そのファイルをどのプログラムで開くのかを決定する関連付け。

多くの場合、Windowsにプログラムをインストールする時に、関連付けは自動的に設定される。

そして、Windows 10になってアップデートを繰り返すにつれて、ユーザー自身が関連付けを行うためのインターフェースがどんどん使いにくいものになってしまった。

以前は、エクスプローラーのオプションやコントロールパネルから「ファイル拡張子に関連付けされたファイルの種類の変更」のダイアログを表示して設定できたが、現在は[設定]の−[アプリ]-[既定のアプリ]-[ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ]で行うようになっている。

そしてこの[ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ]ウィンドウからでは、すでに内部で登録されているプログラムに対してしか関連付けを行うことができない。

ここで表示されないプログラムに対して関連付けを行いたい場合は、対象のファイルのプロパティを開き、[全般]タブの[プログラム]の右の[変更]を選ぶ。そして[今後の.ps1ファイルを開く方法を選んでください」などというダイアログで[その他のアプリ]を選んで、必要なプログラムを指定する。

本題。
もう関連付けはCUIでやってしまったほうが、お手軽だろう。

まず、ファイル拡張子とファイルタイプの関連付けを行う。

ファイルタイプの確認には、assocコマンドを使う。例はPowerShellスクリプトである拡張子「ps1」。

>accoc .ps1
.ps1=SageThumbsImage.ps1

拡張子ps1はファイルタイプSageThumbsImage.ps1に関連付けられているとわかる。
引数を付けずにassocを実行すると、すべての拡張子への関連付けが表示される。

ファイルタイプへの関連付けを変更するにもassocコマンドを使う。

>assoc .ps1=Microsoft.PowerShellScript.1

ファイルタイプへの関連付けが完了したら、そのファイルタイプに対して実行するコマンドを設定する。

まず、現在の設定をftypeコマンドで確認。

>ftype Microsoft.PowerShellScript.1
Microsoft.PowerShellScript.1="C:\Windows\System32\notepad.exe" "%1"

設定を変更するにもftypeコマンドを使う。

>ftype Microsoft.PowerShellScript.1="C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe" "%1"

これらの値はレジストリに設定される。
\HKEY_CLASSES_ROOT.(拡張子)の「(既定)」エントリーにREG_SZでファイルタイプ名。
\HKEY_CLASSES_ROOT(ファイルタイプ名)\Shellキーの「(既定)」エントリーでは既定の動作が指定され、
\HKEY_CLASSES_ROOT(ファイルタイプ名)\Shell(既定の動作名)\Commandキーの「(既定)」エントリーREG_SZでftypeコマンドで設定されたコマンドが設定される。

VLC Media Player

マルチメディアプレイヤー。
メインのプレイヤーはMPC-BEを利用しているが、MPC-BEで音楽をかけている時、一時的に別のファイルを再生したいときなどに使用。

  • ホームページ: VLC: オフィシャルサイト
  • ダウンロードファイル: vlc-3.0.6-win64.exe (インストーラー版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを、実行してインストール。
    常用するのでも無ければ、インストール時にコンテクストメニュー項目の追加を行わないことを推奨(メニュー項目を増やしすぎないため)。インストール後の設定からは削除できない。

今時のメディアプレイヤーは対応フォーマットが多いのは当然と行った感じだが、このソフトならでの特徴は以下の点。

  • マルチプラットフォーム(Windows、Mac、Linux、Android、iOS…)。
  • フォーマットを変更しての保存(俗に言う変換)。これが目的で利用している人もいるようだ。
  • 再生中のデータを(フォーマットを変換して)マルチキャストで送信したり、ネットワーク経由のデータを受信して再生することが可能。これがVideo LANの名前の由来だろう。

インストールすると、スタートメニューには「VLC Media Player skinned」、「VLC Media Player」の2つのプレイヤーが登録される。

skinnedは凝った感じのデザインで見栄えがいい。が、ちょっと問題も(後述)。

なお、インストールの際に関連づけを行うかどうかを設定できるが、ここで関連づけを行っても、既存の関連づけがある場合は既定のプログラムは変更されず、あくまでも追加の関連付けされたプログラムとなる。

レジューム再生

VLCではバージョン 2系統の途中で待望のレジューム再生がサポートされた。

レジュームを有効にするには、[ツール]-[設定]で開く[シンプルな設定]ウィンドウ内の、[インターフェース]-[プレイリストとインスタンス]-[再生を継続しますか?]を「常に」に、[プライバシー / ネットワークのインタラクション]-[最近再生した項目を保存]にチェックする。

この、 [再生を継続しますか?]は「確認」 だったら、レジューム再生をするかどうかを確認してくるのが正常動作だと思うのだが、バグだろうか。

ただし私の環境では、上の設定をしてもスタートメニュー内に2つインストールされるうちの、「VLC Media Player skinned」ではレジュームが有効にならなかった。「VLC Media Player」ではレジュームが有効になるのだが、複数のマシンにはインストールしていないので、これが環境のせいなのかは不明。

Visual Studio Code

Microsoft謹製、マルチプラットフォームなエディタ。

とりあえず試用中。

インストール直後には、インターフェースが日本語ではないので、[File]-[Preferences]-[Extensions]で、Marketplaceから「Japanese」を検索し、「Japanese Language Pack for VisualStudio」を[Install]する。

ついでに、「Japanese Word Handler」も[Install]しておくと良いだろう。

インストールが完了したら、ウィンドウの右下に表示される[Restart Now]を選んで、Visual Studio Codeを再起動する。

[ファイル]-[基本設定]-[設定]で、[Encoding]を検索し、[Files: Auto Guess Encoding]にチェックする。

また、[Files: Encoding]は「utf8」、[Files: Eol]は「Auto」のままにして、ワークスペースごとに設定するのが良いだろう。

Tablacus Explorer

アドオン拡張豊富な、タブ型ファイラー。

私にとっては、Windowsでは5本の指に入る有用なフリーソフト。

自分でスクリプトやCSSを書いて機能追加していけば、いくらでもカスタマイズが可能。

用意されているアドオンなど使うだけでも、いろいろな設定ができるが、最初はタブファイラーとして使い始めて、徐々にいろいろな機能を試していくのが良いと思う。正直、興味あるアドオンさえもすべて試せていない。

特に、優れていると思う特徴は以下。

  • インストールしたフォルダの下に、ほぼ設定が保存されるため、設定のバックアップや、他のPCへのコピーが楽。
  • 画面分割により、複数フォルダーを利用する作業がやりやすい(アドオン)。
  • ワークスペース(タブグループ)を使うことにより、その時行いたい作業の切り替えが楽(アドオン)。
  • 更新が継続されている上に、作者さんのレスポンスが良い。

公式ページ以外の作者ブログ他、さまざまな情報ポインター。

設定

画像サムネイルを自動的に表示

[オプション]-[一覧]-[表示]-[自動]にチェックを入れる。

アドオン

基本的機能を提供するいくつかのアドオンは、 インストール状態で有効になっている。

公式で提供されるアドオンは個別にダウンロードするよりも、メニューから追加したほうが楽。

アドオンはGitHubにて提供されており、Wikiでは簡単な解説もある。

Home · tablacus/TablacusExplorerAddons Wiki · GitHub

以下は、現在愛用しているアドオン。

ステータス バー

種類、サイズ、更新日時をステータスバーとして表示する。

サイズ情報 バー

サイズ情報をステータスバーとして表示する。

ファイルのサイズ情報だけなら、ステータスバーでも確認できるが、このアドオンではフォルダーが選択されている場合、そのフォルダ全体のサイズ情報が表示される。

分割

画面の分割表示を切り替える。1、1×2、2×1、2×2の分割をサポート。MDIで整列したイメージとなる。

実際には、常時2×2のみの分割で使用。

非アクティブペイン

分割アドオンで、アクティブではないペインの表示色を変える。アクティブペインがわかりやすくなる。

グレー(e0e0e0)に設定。

タブ グループ

タブ化およびペインで分割されたひとまとまりのフォルダーセットをワークスペースとしてタブ切り替えて使用する。

その時に行いたい作業ごとに関連する複数のフォルダーのワークスペースを作っておくことにより、作業の切り替えを簡単に行うことができる。

もちろんワークスペースには名前をつけて保存や読み込みが可能で、ワークスペース間でもドラッグアンドドロップはできる。ワークスペースの名前とその保存ファイル名は、自由につけることができる(同一である必要もない)。

また、Tablacus Explorerの終了時には、すべてのワークスペースが保存され、起動時にはリストアされる。

なお、ワークスペースのデフォルトの保存先は、TablacusExplorer\layoutとなっており、他のレイアウト設定と一緒なので、ファイル名は簡単に判別がつくように先頭に「WS_」を付けて保存している。

正直、私にとっては個別のペインに対するタブ機能は無くても、分割とワークスペース(タブグループ)機能さえあれば十分とさえ言える(好みによると思うが…)。

Inner パンくずリスト アドレス バー

分割アドオンによる各ペインそれぞれにアドレスバーを表示する。

C/Migemo

フィルターでC/Migemoを使った日本語検索を行う。Migemo.dllと辞書のインストールが必要。

正規表現/Migemo インクリメンタルサーチ

フォルダービュー上でC/Migemoアドオン を使ったファイル名のインクリメンタルサーチを行う。 Migemo.dllと辞書のインストールが必要。

プレビュー

エクスプローラーのプレビューウィンドウに相当するアドオン。

ただし、対応するのは、テキスト、イメージ、マルチメディアファイル。

Excelなどのプレビューはできないが、UTF-8のテキストファイルをプレビューできるのは便利。

FLACのプレビューに対応していないので、コードに追加して使っているが、Windows 10じゃないと使えないから入っていないのかな。

プレビュー ウィンドウ

画像ファイルを別ウィンドウを開いてプレビューする。

プレビューアドオンでは縮小表示になる場合がほとんどなので、もとの大きさで見たいときに使用。

検索 バー

現在いるフォルダー以下を階層的に検索する。

Tablacus Explorerのインストール時にはフォルダーに存在するファイルのみをリストアップする「フィルター バー」が表示されているが、「検索 バー」も合わせて、目的に応じて使い分けると良い。

フィルター リスト

フィルターで使用する文字列を定義しておき、フィルター バーのアイコンをクリックして選択する。
アドオンのオプションの[全般]で[名前]と[文字列]を定義し、[表示]でアイコンをクリックした時に表示する内容を指定できる。

フィルター ボタンアドオンで追加されるボタンでは使用できない。

次のペインに切り替える

分割しているときに、次のペインに切り替える機能を追加。

このアドオン自体にインターフェースは無いので、キーもしくはマウスジェスチャーに割り当てる必要がある。

アドホックにJScriptを「-1」を「+3」に書き換えて、「前のペインに切り替える」アドオンも作成した(美しくないなぁ…)。

このアドオンは、マウスジェスチャーに割り当てた場合は、マウスカーソルが存在する位置がアクティブペイン上に無いとうまく動作しないようで、連続で使用することができない(切り替えのたびにマウスカーソルを移動する必要がある)。キー割り当てであれば連続操作できる。時間があるときにちゃんと見てみよう。

フォルダ設定

各フォルダーの表示状態を設定する。

このアドオンの秀逸なのは、ワイルドカードで設定するフォルダーを指定できること。

例えば、「ミュージック」フォルダーの下にアーチスト別のフォルダを作成している場合、「ミュージック」フォルダーのフォルダーすべてを一括してフォルダー指定できる。

また、現在のフォルダーの設定状態を取り込み、それをテキストで微調整したり、他のフォルダーにコピー&ペーストで設定できるのもステキだ。

設定で注意するのは、後から設定した(リストで下に表示される)設定で、それ以前の設定は上書きされること。つまり、”c:\prj\src\*”と “c:\prj\src\fig\*”に別々の設定をする場合は、”c:\prj\src\*” に対する設定をリスト上で上にする必要がある。

フォルダ設定の使い方 – Tablacus Explorer – タブファイラー開発ブログ

QuickLook

エクスプローラー上でファイルを選んでスペースキーをクリックすると、プレビューできるQuckLookをTablacus Explorer上でも使えるようにするプラグイン。

現在利用していないアドオン

フィルター ボタン

フィルターの入力ダイアログを表示するボタンを追加する。入力された文字列は、(当然)フィルター バーにも反映される。

アドオンのオプションで[全般]-[Regular Expression/Migemo]にはチェックを入れて使用。

マウスジェスチャー

マウスジェスチャーは アドオン「マウス」のオプションで設定できる。

ジェスチャーは、5ボタンの押下、ホイールの上下、上下左右のマウス移動、Ctrl、Shift、Altキーの押下を[マウス]で定義する。[入力]をクリックすると、実際のジェスチャーを行うことによる定義も可能。

[名前]に設定した文字列は、マウスジェスチャーを行った際にツールチップで表示される。

現在定義しているのは、以下の2つのみ。

  • 2RD: 先頭ファイルに移動([タイプ]:「キー」、[オプション]:「{HOME}」)
  • 2RU: 最終ファイルに移動 ([タイプ]:「キー」、[オプション]:「{END}」)
  • 28: (自作「前のペインに切り替える」 アドオン)デフォルトの「前のタブ」から変更。
  • 29: (「次のペインに切り替える」 アドオン)デフォルトの「次のタブ」から変更。

タブの変更よりもペインの変更の方が頻度が高いので変更した。

キー割り当て

キー割り当ては アドオン「キー」のオプションで設定できる。

現在定義しているのは、以下のみ。

キーバインドは、MDIのウィンドウ切り替えイメージ。ワークスペース(タブグループ)の切り替えの方が、これにふさわしいのかもしれないが、ワークスペースの切り替えは頻繁に行うことはないので、タブをクリックで事が足りる。

  • Ctrl + PageUp: 自作 「前のペインに切り替える」 アドオン
  • Ctrl + PageDown: 「次のペインに切り替える」 アドオン

コンテクストメニューのカスタマイズ

ファイルの拡張子に対応したさまざまな処理を行うためのコンテクストメニュー。ファイルを右クリックするか、ファイルを選んだ状態で「アプリケーションキー」を押下すると表示されるもの。

Windowsで最初から設定されているもの以外は、各拡張子に対応したアプリケーションをインストールすることにより追加されていく。

このコンテクストメニュー、「送る」に追加する以外のカスタマイズはWindowsでは提供されていない。

ファイルに特定の加工をしたいときなどに自作のスクリプトなどを「送る」に登録して使うということがよくあるのだが、頻繁に行う処理の場合は1階層下になってしまってちょっと面倒。

また、アプリケーションを追加して行くにつれて、不要なメニュー項目も増えていくので、項目を選ぶのも面倒。

Tablucus explorerではコンテクストメニューのカスタマイズにより、上の2つの問題を解決することができる。

項目の追加

[ツール]-[オプション]で開くオプションダイアログで[メニュー]-[コンテクスト]から設定する。

[名前]はメニューに表示されるもの。

[フィルタ]は、この項目が表示される拡張子の指定。「;」で区切ることにより複数の指定が可能。また正規表現でも指定できる。

[タイプ]は、ファイルに対する処理を指定するのであれば、「選択項目」にする。

[オプション]は、 ファイルに対する処理を指定するのであればコマンドラインを指定する。ファイル名はコマンドラインの末尾に追加される。[参照]ボタンをクリックし[プログラムから開く]を選ぶと、ファイル選択ダイアログからプログラムを指定することもできる。ファイルの後にオプション項目を指定したいようなコマンドラインの場合は、[タイプ]に「実行」を指定し、[オプション]ではファイル名を「 %Selected% 」とした、完全なコマンドラインを指定する

%Selected%を「”」で囲んだ場合、拡張子がファイル名に含まれなくなるようだ。

すべての項目を指定したら、[追加]ボタンで追加する。

設定を修正したい場合は、左のリストで項目を選んでから修正して、[置換]ボタンで変更する

項目の非表示

不要な項目の表示をなくすには、「メニュー項目フィルタ」アドオンを使う。

一番左のコンボボックスは、ファイルを指定したときのコンテクストメニューであれば「コンテクスト」、ファイル未指定時のコンテクストメニューは[バックグラウンド]でそれぞれ指定する。そのため両方について指定する必要があるものも多い。

左から二番目のテキストボックスは、パスの指定。フィルターが有効になるパスを指定する。ほとんどの場合は「*」で「すべて」を指定島ってよいだろう。

三番目のテキストボックスはメニュー項目の指定。見えるままに指定してもうまくいかない場合もあるので、その時は適度に後ろを削って「*」を付けて指定してみるとよい。

Tips

カレントフォルダーで「コマンドプロンプトをここに開く」

現バージョンの Windowsでは、エクスプローラーより継承した機能で、Shift + 右クリック(もしくはアプリケーションキー)により表示されるメニューから、カレントフォルダーで「Powershell」を開くことはできるが、「cmd.exe」を開くことができない。

もはや、CLIが必要な作業はWSLのbashかPowershellですむことがほとんどだが、残念ながらまだcmd.exeが必要となることもたまにある。

そこで、コンテクストメニューに[コマンドプロンプトをここに開く]を追加する。

[ツール]-[オプション]で[メニュー]-[コンテクスト]に[名前]=「コマンドプロンプトをここに開く」、[タイプ]=「JScript」にして、以下の内容をオプションで追加する。

(function(){
  var item = te.Ctrl(CTRL_FV).FocusedItem;
  var path = "";
  if(te.Ctrl(CTRL_FV).SelectedItems.count > 1) {
    path = te.Ctrl(CTRL_FV).FolderItem.Path;
  } else if (item.isFolder) {
     path = item.Path;
  } else if (item.isLink) {
     path = item.ExtendedProperty("linktarget");
  } else {
     path = te.Ctrl(CTRL_FV).FolderItem.Path;
  }
  wsh.Run('cmd /k cd /d ' + api.PathQuoteSpaces(path), 1, false);
})();

フォルダービューでフォルダーが1つ選択されている場合はそのフォルダーで、それ以外の場合は表示されているフォルダーでコマンドプロンプトが開く。

ショートカットで実体を開くのは、「Revolver コマンドプロンプトで開く 」を参考にさせていただいた。

ただしこれだけだと、カーソルがアイテム上に無い時にコンテクストメニューを開くと、「コマンドプロンプトをここに開く」が追加されていないので、 [ツール]-[オプション]で[メニュー]-[バックグラウンド]に[名前]=「コマンドプロンプトをここに開く」、[タイプ]=「実行」にして、「cmd.exe /K cd /d “%Current%”」をオプションで追加する。

検索とフィルターの違い

検索は現在開いているフォルダー階層と再帰的に検索してリストアップされる。

それに対してフィルターは現在開いているフォルダーのみを対象にフィルターをかけてリストアップされる。

Chocolatey

Windowsのパッケージ管理システムChocolatey。

Chocolateyのリポジトリにあるものは、必ずしも最新とは言えないが、自動アップデート機能が無いアプリケーションは、Chocolateyで管理しアップデートしていく方が手軽なので、アップデートの確実性は増すだろう。

以下のコマンドを、PowerShellの管理者モードで入力してインストールする。

admin PS > Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))

また、インストール後に、以下のコマンドを実行することにより、コマンドパラメーターで補完が効くようになる($profileはPowerShellのプロファイル)。

admin PS > echo "Import-Module C:\ProgramData\chocolatey\helpers\chocolateyProfile.psm1" > $profile

インストールしたら使うことができる主なコマンドは以下のとおり。
なお「chocolatey」は、「choco」と省略して打つことができる。

  • chocolatey list [option] [keyword]: パッケージのリストを表示
  • chocolatey install [option] package: パッケージのインストール
  • chocolatey upgrade [option] package: パッケージのアップデート
  • chocolatey uninstall [option] package: パッケージのアンインストール
  • chocolatey config [list] get|set|unset [option]: Chocolateyのconfigファイルの設定

インストールディレクトリが作成されないwgetのようなCLIコマンドは、デフォルトではC:\ProgramData\chocolatey\binにインストールされる。

nkf for Windows

文字コード変換プログラム。

Linux環境であれば、iconvなども使えるが、入力文字コードを予想してくれること、MIMEにも対応していること、などからnkfが一番使い勝手がよい。

アーカイブの中にバイナリはいくつも用意されているが、Default output encodingがWindows-31Jになっているコマンドラインツールは、nkfwin/vc2005/win32(98,Me,NT,2000,XP,Vista,7)Windows-31J/nkf32.exe。これをnkf.exeにリネームして、パスの通った場所に入れる。

最新バージョンは 2.1.5であり古いのだが、Windows上でちょっと使う分には十分。

SageThumbs

エクスプローラー上でのアイコン表示で、PhotoShop PSD、Illustrator AIなどをサムネイル表示するソフト。

これらのファイルがある場合にはとても便利なのだが、動作は重いので非力なPCだと表示に時間がかかる場合がある。Core i5 8600KのPCでは通常の使用では特に重くなったようには感じないが、Illustratorのファイルが大量にあるフォルダを開いたりすると、インストール前に比べると表示に時間がかかる。

  • ホームページ: https://www.cherubicsoft.com/en/projects/sagethumbs
  • ダウンロードファイル: sagethumbs_2.0.0.23_setup.exe (インストーラー版)
    gs854w64.exe (AFPL Ghostscript 8.54 64-bitインストーラー版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを、実行してインストール。
  • 動作確認バージョン: 2.0.0.23 AFPL Ghostscript 8.54 64-bit (Windows 10 Pro October 2018 Update 1809)

sagethumbs_2.0.0.23_setup.exeを実行して、指示にしたがってインストールすると、PhotoShop PSDのファイルをエクスプローラー上でプレビューすることができるようになる。

Illustrator AIをプレビューするには、さらにAFPL Ghostscript 8.54 64-bitのインストールが必要。

gs854w64.exeを実行してインストールしたら、AIファイルを選んで右クリック。[SageThumbs]-[SageThumbsのオプション]を選び、[SageThumbs オプション]を表示。

[サポートされているファイル形式]で「ai」にチェックがついていることを確認。

[このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?]というMicrosoft Register Serverの実行許可が表示されるので[はい]を選ぶ。

そして、Windowsを再起動すると、プレビューが表示されるようになる。

再起動してもサムネイル表示がされない場合は、[SageThumbs オプション]で[サムネイルキャッシュサイズ]を[消去]すると、表示されるようになる。