Visual Studio Code

Microsoft謹製、マルチプラットフォームなエディタ。

とりあえず試用中。

インストール直後には、インターフェースが日本語ではないので、[File]-[Preferences]-[Extensions]で、Marketplaceから「Japanese」を検索し、「Japanese Language Pack for VisualStudio」を[Install]する。

ついでに、「Japanese Word Handler」も[Install]しておくと良いだろう。

インストールが完了したら、ウィンドウの右下に表示される[Restart Now]を選んで、Visual Studio Codeを再起動する。

[ファイル]-[基本設定]-[設定]で、[Encoding]を検索し、[Files: Auto Guess Encoding]にチェックする。

また、[Files: Encoding]は「utf8」、[Files: Eol]は「Auto」のままにして、ワークスペースごとに設定するのが良いだろう。

Tablacus Explorer

アドオン拡張豊富な、タブ型ファイラー。

私にとっては、Windowsでは5本の指に入る有用なフリーソフト。

自分でスクリプトやCSSを書いて機能追加していけば、いくらでもカスタマイズが可能。

用意されているアドオンなど使うだけでも、いろいろな設定ができるが、最初はタブファイラーとして使い始めて、徐々にいろいろな機能を試していくのが良いと思う。正直、興味あるアドオンさえもすべて試せていない。

特に、優れていると思う特徴は以下。

  • インストールしたフォルダの下に、ほぼ設定が保存されるため、設定のバックアップや、他のPCへのコピーが楽。
  • 画面分割により、複数フォルダーを利用する作業がやりやすい(アドオン)。
  • ワークスペース(タブグループ)を使うことにより、その時行いたい作業の切り替えが楽(アドオン)。
  • 更新が継続されている上に、作者さんのレスポンスが良い。

公式ページ以外の作者ブログ他、さまざまな情報ポインター。

設定

画像サムネイルを自動的に表示

[オプション]-[一覧]-[表示]-[自動]にチェックを入れる。

アドオン

基本的機能を提供するいくつかのアドオンは、 インストール状態で有効になっている。

公式で提供されるアドオンは個別にダウンロードするよりも、メニューから追加したほうが楽。

アドオンはGitHubにて提供されており、Wikiでは簡単な解説もある。

Home · tablacus/TablacusExplorerAddons Wiki · GitHub

以下は、現在愛用しているアドオン。

ステータス バー

種類、サイズ、更新日時をステータスバーとして表示する。

サイズ情報 バー

サイズ情報をステータスバーとして表示する。

ファイルのサイズ情報だけなら、ステータスバーでも確認できるが、このアドオンではフォルダーが選択されている場合、そのフォルダ全体のサイズ情報が表示される。

分割

画面の分割表示を切り替える。1、1×2、2×1、2×2の分割をサポート。MDIで整列したイメージとなる。

実際には、常時2×2のみの分割で使用。

非アクティブペイン

分割アドオンで、アクティブではないペインの表示色を変える。アクティブペインがわかりやすくなる。

グレー(e0e0e0)に設定。

タブ グループ

タブ化およびペインで分割されたひとまとまりのフォルダーセットをワークスペースとしてタブ切り替えて使用する。

その時に行いたい作業ごとに関連する複数のフォルダーのワークスペースを作っておくことにより、作業の切り替えを簡単に行うことができる。

もちろんワークスペースには名前をつけて保存や読み込みが可能で、ワークスペース間でもドラッグアンドドロップはできる。ワークスペースの名前とその保存ファイル名は、自由につけることができる(同一である必要もない)。

また、Tablacus Explorerの終了時には、すべてのワークスペースが保存され、起動時にはリストアされる。

なお、ワークスペースのデフォルトの保存先は、TablacusExplorer\layoutとなっており、他のレイアウト設定と一緒なので、ファイル名は簡単に判別がつくように先頭に「WS_」を付けて保存している。

正直、私にとっては個別のペインに対するタブ機能は無くても、分割とワークスペース(タブグループ)機能さえあれば十分とさえ言える(好みによると思うが…)。

Inner パンくずリスト アドレス バー

分割アドオンによる各ペインそれぞれにアドレスバーを表示する。

C/Migemo

フィルターでC/Migemoを使った日本語検索を行う。Migemo.dllと辞書のインストールが必要。

正規表現/Migemo インクリメンタルサーチ

フォルダービュー上でC/Migemoアドオン を使ったファイル名のインクリメンタルサーチを行う。 Migemo.dllと辞書のインストールが必要。

プレビュー

エクスプローラーのプレビューウィンドウに相当するアドオン。

ただし、対応するのは、テキスト、イメージ、マルチメディアファイル。

Excelなどのプレビューはできないが、UTF-8のテキストファイルをプレビューできるのは便利。

FLACのプレビューに対応していないので、コードに追加して使っているが、Windows 10じゃないと使えないから入っていないのかな。

プレビュー ウィンドウ

画像ファイルを別ウィンドウを開いてプレビューする。

プレビューアドオンでは縮小表示になる場合がほとんどなので、もとの大きさで見たいときに使用。

検索 バー

現在いるフォルダー以下を階層的に検索する。

Tablacus Explorerのインストール時にはフォルダーに存在するファイルのみをリストアップする「フィルター バー」が表示されているが、「検索 バー」も合わせて、目的に応じて使い分けると良い。

フィルター リスト

フィルターで使用する文字列を定義しておき、フィルター バーのアイコンをクリックして選択する。
アドオンのオプションの[全般]で[名前]と[文字列]を定義し、[表示]でアイコンをクリックした時に表示する内容を指定できる。

フィルター ボタンアドオンで追加されるボタンでは使用できない。

次のペインに切り替える

分割しているときに、次のペインに切り替える機能を追加。

このアドオン自体にインターフェースは無いので、キーもしくはマウスジェスチャーに割り当てる必要がある。

アドホックにJScriptを「-1」を「+3」に書き換えて、「前のペインに切り替える」アドオンも作成した(美しくないなぁ…)。

このアドオンは、マウスジェスチャーに割り当てた場合は、マウスカーソルが存在する位置がアクティブペイン上に無いとうまく動作しないようで、連続で使用することができない(切り替えのたびにマウスカーソルを移動する必要がある)。キー割り当てであれば連続操作できる。時間があるときにちゃんと見てみよう。

フォルダ設定

各フォルダーの表示状態を設定する。

このアドオンの秀逸なのは、ワイルドカードで設定するフォルダーを指定できること。

例えば、「ミュージック」フォルダーの下にアーチスト別のフォルダを作成している場合、「ミュージック」フォルダーのフォルダーすべてを一括してフォルダー指定できる。

また、現在のフォルダーの設定状態を取り込み、それをテキストで微調整したり、他のフォルダーにコピー&ペーストで設定できるのもステキだ。

設定で注意するのは、後から設定した(リストで下に表示される)設定で、それ以前の設定は上書きされること。つまり、”c:\prj\src\*”と “c:\prj\src\fig\*”に別々の設定をする場合は、”c:\prj\src\*” に対する設定をリスト上で上にする必要がある。

フォルダ設定の使い方 – Tablacus Explorer – タブファイラー開発ブログ

QuickLook

エクスプローラー上でファイルを選んでスペースキーをクリックすると、プレビューできるQuckLookをTablacus Explorer上でも使えるようにするプラグイン。

現在利用していないアドオン

フィルター ボタン

フィルターの入力ダイアログを表示するボタンを追加する。入力された文字列は、(当然)フィルター バーにも反映される。

アドオンのオプションで[全般]-[Regular Expression/Migemo]にはチェックを入れて使用。

マウスジェスチャー

マウスジェスチャーは アドオン「マウス」のオプションで設定できる。

ジェスチャーは、5ボタンの押下、ホイールの上下、上下左右のマウス移動、Ctrl、Shift、Altキーの押下を[マウス]で定義する。[入力]をクリックすると、実際のジェスチャーを行うことによる定義も可能。

[名前]に設定した文字列は、マウスジェスチャーを行った際にツールチップで表示される。

現在定義しているのは、以下の2つのみ。

  • 2RD: 先頭ファイルに移動([タイプ]:「キー」、[オプション]:「{HOME}」)
  • 2RU: 最終ファイルに移動 ([タイプ]:「キー」、[オプション]:「{END}」)
  • 28: (自作「前のペインに切り替える」 アドオン)デフォルトの「前のタブ」から変更。
  • 29: (「次のペインに切り替える」 アドオン)デフォルトの「次のタブ」から変更。

タブの変更よりもペインの変更の方が頻度が高いので変更した。

キー割り当て

キー割り当ては アドオン「キー」のオプションで設定できる。

現在定義しているのは、以下のみ。

キーバインドは、MDIのウィンドウ切り替えイメージ。ワークスペース(タブグループ)の切り替えの方が、これにふさわしいのかもしれないが、ワークスペースの切り替えは頻繁に行うことはないので、タブをクリックで事が足りる。

  • Ctrl + PageUp: 自作 「前のペインに切り替える」 アドオン
  • Ctrl + PageDown: 「次のペインに切り替える」 アドオン

コンテクストメニューのカスタマイズ

ファイルの拡張子に対応したさまざまな処理を行うためのコンテクストメニュー。ファイルを右クリックするか、ファイルを選んだ状態で「アプリケーションキー」を押下すると表示されるもの。

Windowsで最初から設定されているもの以外は、各拡張子に対応したアプリケーションをインストールすることにより追加されていく。

このコンテクストメニュー、「送る」に追加する以外のカスタマイズはWindowsでは提供されていない。

ファイルに特定の加工をしたいときなどに自作のスクリプトなどを「送る」に登録して使うということがよくあるのだが、頻繁に行う処理の場合は1階層下になってしまってちょっと面倒。

また、アプリケーションを追加して行くにつれて、不要なメニュー項目も増えていくので、項目を選ぶのも面倒。

Tablucus explorerではコンテクストメニューのカスタマイズにより、上の2つの問題を解決することができる。

項目の追加

[ツール]-[オプション]で開くオプションダイアログで[メニュー]-[コンテクスト]から設定する。

[名前]はメニューに表示されるもの。

[フィルタ]は、この項目が表示される拡張子の指定。「;」で区切ることにより複数の指定が可能。また正規表現でも指定できる。

[タイプ]は、ファイルに対する処理を指定するのであれば、「選択項目」にする。

[オプション]は、 ファイルに対する処理を指定するのであればコマンドラインを指定する。ファイル名はコマンドラインの末尾に追加される。[参照]ボタンをクリックし[プログラムから開く]を選ぶと、ファイル選択ダイアログからプログラムを指定することもできる。ファイルの後にオプション項目を指定したいようなコマンドラインの場合は、[タイプ]に「実行」を指定し、[オプション]ではファイル名を「 %Selected% 」とした、完全なコマンドラインを指定する

%Selected%を「”」で囲んだ場合、拡張子がファイル名に含まれなくなるようだ。

すべての項目を指定したら、[追加]ボタンで追加する。

設定を修正したい場合は、左のリストで項目を選んでから修正して、[置換]ボタンで変更する

項目の非表示

不要な項目の表示をなくすには、「メニュー項目フィルタ」アドオンを使う。

一番左のコンボボックスは、ファイルを指定したときのコンテクストメニューであれば「コンテクスト」、ファイル未指定時のコンテクストメニューは[バックグラウンド]でそれぞれ指定する。そのため両方について指定する必要があるものも多い。

左から二番目のテキストボックスは、パスの指定。フィルターが有効になるパスを指定する。ほとんどの場合は「*」で「すべて」を指定島ってよいだろう。

三番目のテキストボックスはメニュー項目の指定。見えるままに指定してもうまくいかない場合もあるので、その時は適度に後ろを削って「*」を付けて指定してみるとよい。

Tips

カレントフォルダーで「コマンドプロンプトをここに開く」

現バージョンの Windowsでは、エクスプローラーより継承した機能で、Shift + 右クリック(もしくはアプリケーションキー)により表示されるメニューから、カレントフォルダーで「Powershell」を開くことはできるが、「cmd.exe」を開くことができない。

もはや、CLIが必要な作業はWSLのbashかPowershellですむことがほとんどだが、残念ながらまだcmd.exeが必要となることもたまにある。

そこで、コンテクストメニューに[コマンドプロンプトをここに開く]を追加する。

[ツール]-[オプション]で[メニュー]-[コンテクスト]に[名前]=「コマンドプロンプトをここに開く」、[タイプ]=「JScript」にして、以下の内容をオプションで追加する。

(function(){
  var item = te.Ctrl(CTRL_FV).FocusedItem;
  var path = "";
  if(te.Ctrl(CTRL_FV).SelectedItems.count > 1) {
    path = te.Ctrl(CTRL_FV).FolderItem.Path;
  } else if (item.isFolder) {
     path = item.Path;
  } else if (item.isLink) {
     path = item.ExtendedProperty("linktarget");
  } else {
     path = te.Ctrl(CTRL_FV).FolderItem.Path;
  }
  wsh.Run('cmd /k cd /d ' + api.PathQuoteSpaces(path), 1, false);
})();

フォルダービューでフォルダーが1つ選択されている場合はそのフォルダーで、それ以外の場合は表示されているフォルダーでコマンドプロンプトが開く。

ショートカットで実体を開くのは、「Revolver コマンドプロンプトで開く 」を参考にさせていただいた。

ただしこれだけだと、カーソルがアイテム上に無い時にコンテクストメニューを開くと、「コマンドプロンプトをここに開く」が追加されていないので、 [ツール]-[オプション]で[メニュー]-[バックグラウンド]に[名前]=「コマンドプロンプトをここに開く」、[タイプ]=「実行」にして、「cmd.exe /K cd /d “%Current%”」をオプションで追加する。

検索とフィルターの違い

検索は現在開いているフォルダー階層と再帰的に検索してリストアップされる。

それに対してフィルターは現在開いているフォルダーのみを対象にフィルターをかけてリストアップされる。

Chocolatey

Windowsのパッケージ管理システムChocolatey。

Chocolateyのリポジトリにあるものは、必ずしも最新とは言えないが、自動アップデート機能が無いアプリケーションは、Chocolateyで管理しアップデートしていく方が手軽なので、アップデートの確実性は増すだろう。

以下のコマンドを、PowerShellの管理者モードで入力してインストールする。

admin PS > Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))

また、インストール後に、以下のコマンドを実行することにより、コマンドパラメーターで補完が効くようになる($profileはPowerShellのプロファイル)。

admin PS > echo "Import-Module C:\ProgramData\chocolatey\helpers\chocolateyProfile.psm1" > $profile

インストールしたら使うことができる主なコマンドは以下のとおり。
なお「chocolatey」は、「choco」と省略して打つことができる。

  • chocolatey list [option] [keyword]: パッケージのリストを表示
  • chocolatey install [option] package: パッケージのインストール
  • chocolatey upgrade [option] package: パッケージのアップデート
  • chocolatey uninstall [option] package: パッケージのアンインストール
  • chocolatey config [list] get|set|unset [option]: Chocolateyのconfigファイルの設定

インストールディレクトリが作成されないwgetのようなCLIコマンドは、デフォルトではC:\ProgramData\chocolatey\binにインストールされる。

nkf for Windows

文字コード変換プログラム。

Linux環境であれば、iconvなども使えるが、入力文字コードを予想してくれること、MIMEにも対応していること、などからnkfが一番使い勝手がよい。

アーカイブの中にバイナリはいくつも用意されているが、Default output encodingがWindows-31Jになっているコマンドラインツールは、nkfwin/vc2005/win32(98,Me,NT,2000,XP,Vista,7)Windows-31J/nkf32.exe。これをnkf.exeにリネームして、パスの通った場所に入れる。

最新バージョンは 2.1.5であり古いのだが、Windows上でちょっと使う分には十分。

SageThumbs

エクスプローラー上でのアイコン表示で、PhotoShop PSD、Illustrator AIなどをサムネイル表示するソフト。

これらのファイルがある場合にはとても便利なのだが、動作は重いので非力なPCだと表示に時間がかかる場合がある。Core i5 8600KのPCでは通常の使用では特に重くなったようには感じないが、Illustratorのファイルが大量にあるフォルダを開いたりすると、インストール前に比べると表示に時間がかかる。

  • ホームページ: https://www.cherubicsoft.com/en/projects/sagethumbs
  • ダウンロードファイル: sagethumbs_2.0.0.23_setup.exe (インストーラー版)
    gs854w64.exe (AFPL Ghostscript 8.54 64-bitインストーラー版)
  • インストール方法: ダウンロードしたファイルを、実行してインストール。
  • 動作確認バージョン: 2.0.0.23 AFPL Ghostscript 8.54 64-bit (Windows 10 Pro October 2018 Update 1809)

sagethumbs_2.0.0.23_setup.exeを実行して、指示にしたがってインストールすると、PhotoShop PSDのファイルをエクスプローラー上でプレビューすることができるようになる。

Illustrator AIをプレビューするには、さらにAFPL Ghostscript 8.54 64-bitのインストールが必要。

gs854w64.exeを実行してインストールしたら、AIファイルを選んで右クリック。[SageThumbs]-[SageThumbsのオプション]を選び、[SageThumbs オプション]を表示。

[サポートされているファイル形式]で「ai」にチェックがついていることを確認。

[このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?]というMicrosoft Register Serverの実行許可が表示されるので[はい]を選ぶ。

そして、Windowsを再起動すると、プレビューが表示されるようになる。

再起動してもサムネイル表示がされない場合は、[SageThumbs オプション]で[サムネイルキャッシュサイズ]を[消去]すると、表示されるようになる。

使用中のWindowsアプリケーション

現在使用中のWindowsアプリケーション。

  • buff: JPEG画像を無劣化切り出し
  • Adobe Acrobat Pro DC: PDF操作
  • Adobe Creative Suite 2
  • Anki: 暗記学習支援
  • ATOK 2014: 日本語入力
  • Binary Editor BZ: バイナリエディター
  • Change Key: キーマップ変換
  • Chocolatey: パッケージ管理システム
  • CompFile: ファイル比較
  • CrystalDiskInfo: ディスク情報取得
  • Dropbox: クラウドファイルストレージ
  • EBWin: EPWING/電子ブックビューワー
  • Epson Printer Driver
  • Evernote
  • Explzh: アーカイブユーティリティ
  • FastCopy: 高速コピーユーティリティ
  • Firefox: Webブラウザー
  • Flexible Renamer: ファイル名変更
  • foobar2000: 音楽プレイヤー
  • Git for Windows: リビジョン管理システム
  • Google Chrome: Webブラウザー
  • iTunes: iPhoneアップデート用
  • Jane Style
  • keyhac: キーカスタマイズ
  • KeePass: パスワードマネージャー
  • Logicool Options: Logicoolマウス用ユーティリティ
  • Microsoft IME: Windows 10標準IME
  • Microsoft Office 2016 Professional: オフィス・スイート
  • Moo0 簡単タイマー: タイマー
  • Mouse Go Home: マウスカーソルをプライマリディスプレイの中央に移動する
  • mp3DirectCut: 動画、音声簡易編集
  • MPC-BE: マルチメディアプレイヤー
  • nkf for Windows: 文字コード変換
  • Path Copy Copy: ファイル名やパスをクリップボードにコピー
  • PicPick: スクリーンショット取得
  • QuickLook: ファイルレビュー
  • SageThumbs: PhotoshopやIllustratorファイルをエクスプローラーのアイコンでサムネイル表示
  • ScanSnap: PFU ScanSnap用アプリケーション
  • Sizer: ウィンドウサイズ変更
  • Switcher: タスクスイッチャー
  • Tablacus Explorer: ファイラー
  • TagScanner: マルチメディアファイルのタグ編集
  • Textify: ダイアログボックス、ウィンドウタイトルなど選択ができない文字列をコピー
  • TMPGEnc Video Authoring Works
  • TMPGEnc Video Mastering Works
  • Thunderbird: メーラー(MUA)
  • Ubuntu 18.04 LTS (Windows Subsystem for Linux)
  • UWSC
  • VcXsrv: Xサーバー
  • VirtualBox: 仮想化システム
  • Visual Studio Code: Microsoft製、マルチプラットフォームなエディタ
  • VLC Media Player: メディアプレイヤー
  • WinAuth: ワンタイムパスワード・ジェネレーター
  • Windows Terminal: cmd、PowerShell、WSL bashに対応したターミナル
  • WinMerge日本語版
  • WinSCP: SCP、FTPクライアント
  • wsl-start: WSL上からWindowsのファイルを開く
  • フォントインストーラーSAKURA: フォントの一時使用が可能なフォント管理ソフト
  • 秀丸 64bit版: エディター
  • 筆まめSelect2014 年賀編: 年賀状作成
  • カシミール3D: 地図ビューワー

使用を中止したWindowsアプリケーション。

  • SnapCrab for Windows: スクリーンショット。PicPickの導入に伴い変更。
  • Hyper-V: 仮想化システム。VirtualBox の導入に伴い使用中止。
  • QTTabBar: エクスプローラーをタブ化するユーティリティ。Tablacus Explorerの導入に伴い使用中止。
  • LosslessCut: 動画、音声簡易編集ソフト。mp3DirectCutを使うことにしたので使用中止。
  • wsltty: WSL用コンソール。Windows Terminalの導入に伴い使用中止。

ファイル履歴を有効にする

Windows 10の標準のバックアップ機能がファイル履歴。 これだけではシステムのバックアップを取ることはできないが、ユーザーデータのバックアップには機能と運用の簡単さを考えればかなり便利な機能。

名前の通り、指定した間隔で更新のファイルのあったファイルのみをバックアップしていく。

準備

設定の前に準備しておくのは以下。

  1. バックアップ対象の決定
  2. バックアップ先のディスク
  3. アックアップ間隔の決定
  4. バックアップを保持する期間の決定

1の「バックアップ対象の決定」は、どのフォルダーをバックアップするか。

2の「バックアップ先のディスク」は、物理的にバックアップ対象のデータが入っているディスクとは別のディスクを用意すること。 同じディスクでは、ディスク自体が壊れた場合にはバックアップもなくなってしまう。

3の「バックアップ間隔」は、人によって違うだろう。 私の場合、ファイル履歴を最初に設定したときは、最小の「10分」にしていたが、データを編集する場合には、バージョン管理ソフトを使っていることが多いので、結局ファイル履歴の機能で過去のデータを取り出したいことはほとんどどなかった。 そこで、現在は30分ごとに設定してある。 バージョン管理ソフトを使っておらず、「あ、編集前のデータを見たい」ということが多い場合は、間隔は短めのほうがよいだろう。

4の「バックアップを保持する期間」については、バックアップ用のディスクとの兼ね合いなので、最初は「無期限」にしておいて、ディスクの残りが減ってきたら徐々に短くしていけばよいだろう。 最短の「1か月」にしたとしても、履歴をさかのぼることができる期間が1か月になるだけで、それ以前のデータがバックアップから消えてしまうわけではない。つまり2か月前に更新したデータだったとしても、再度そのデータが更新されるまでは保持されるので、バックアップとしては十分に機能する。

設定手順

設定を始める前に、バックアップ先のディスクを接続しておく。

[設定]から[更新とセキュリティ]-[バックアップ]から[ドライブの追加]を選び、バックアップ先のディスクを指定する。 すると、[ファイルのバックアップが自動的に実行]を「オン」になる。

[その他のオプション]を選び、[ファイルのバックアップを実行]でバックアップ間隔を、[バックアップを保持]でバックアップを保持する期間を設定する。

そして、[バックアップ対象のフォルダー]に記載されているフォルダーを確認、他にもバックアップしておきたいフォルダーがあれば、[フォルダーの追加]を選んで追加しておく。

復元

[設定]から[更新とセキュリティ]-[バックアップ]-[その他のオプション]で開く「バックアップ オプション」の一番下の[現在のバックアップからファイルを復元]を選ぶ。

すると、上に日時が表示されたバックアップされているフォルダの一覧が表示される。

下の左右の矢印で日時を変更することができるので、復元したい日時を選んでから復元対象のファイルを探していく。

復元したいファイルが見つかったら、そのファイルを選択して、画面下の矢印の間にある復元ボタンをクリックすると、元の場所に復元することができる。 もし、元の場所にあるファイルも残しておきたい場合には、復元ボタンを右クリックすることで復元場所を指定することもできる。

さくらインターネットでのWordPress設置手順

さくらインターネットではクイックインストールでWordPressを使うことができる。

基本的手順は、以下。

  1. WordPress用ドメインの設定
  2. データベースの作成
  3. WordPressのインストール

まず、コントロールパネルにログイン。
2019年から、UIが変更された新コントロールパネルが提供されているので、そちらを使う。

WordPress用ドメインの設定

クイックインストールでは、初期ドメインの~/www直下にはWordPressをインストールできない。
そこで、ドメインのルートをWordPressで運用したいのであれば、初期ドメインは使わずに、新しいドメインを追加し~/wwwの下にそのドメイン用のディレクトリを作成、そこにWordPressをインストールすることになる。

[ドメイン/SSL]-[ドメイン/SSL]から、[ドメイン新規追加]を選び、ドメインの新規追加を行う。

データベースの作成

WordPressをインストールするには、事前に、MySQLのデータベースを作っておく必要がある。

[Webサイト/データ]-[データベース]から、MySQL 5.7のデータベースの[新規追加]ボタンをクリックして。データベースを作成する。

  • データベースバージョン: 5.7 (固定)
  • データベース名: example (任意)
  • データベース文字コード: UTF-8(uft8mb4)

新コントロールパネルでは、データベース名はこの新規追加画面で入力したものの頭に「(ユーザー名)_」が付加されたものが作成されることになる(旧デザインのコントロールパネルでは、それが明示されていたので、新デザインでも修正してほしいところ)。

なお後述のWordPressインストール時のテーブルの接頭語を変更することにより、同一のデータベースに複数のWordPressをインストールすることは可能なので、複数のWordPressを使用する場合にも、同じデータベースを使うことができる。運用の見通しやバックアップのやりやすさを考えて、その構成を考えること。

すでに同名のデータベースが存在する場合には作成できないので、事前に削除するなどの対応をしておく必要がある。ただし、新デザインのコントロールパネルでは、データベースの削除はできないので、左側メニューの[旧デザインに戻す]ボタンをクリックして、旧デザインのコントロールパネルで削除する。

WordPressのインストール

データベースを作成できたら、[Webサイト/データ]-[クイックインストール]から[WordPress]を[新規追加]する。

なお、旧デザインのコントロールパネルでは、~/www直下でなくても、独自ドメインのルートをインストールURLに指定できなかったが、新デザインではインストール先ディレクトリが~/www自体でなければインストール可能になっている。

  • インストールURL: http://example.rally.or.jp/
  • 利用データベース: rallyorjp_example@mysql623.db.sakura.ne.jp (作成したデータベースを選択)
  • データベースパスワード: (任意)
  • テーブルの接頭語: example_ (他のテーブルと重複しなければなんでもよいが、意味がわからなければデフォルトで表示されるものにしておけば良い。このWordPress専用でなければ末尾に「_」をつけておくと、どのWordPress用かわかりやすくなる)
  • 同意: (チェックすること)

その後、WordPressの初期画面が表示されるので、ユーザー名、パスワードなどを入力して、設定。

そしてログイン。

ダッシュボードが表示されるので、まず更新の有無を確認して、あれば更新しておく。